富士ソフトの教育メタバース「FAMcampus」が大阪府貝塚市の不登校支援事業に採択されました。週3日開放とアダプティブラーニングを組み合わせ、子どもたちに居場所と学びの選肢を提供します。
つげさんのまなびの森スマイルームの運用内容と狙い
貝塚市では「つげさんのまなびの森スマイルーム」を2025年9月から2026年3月まで運用します。FAMcampusを週3日(火・水・金)の9:00~15:00に開放し、小中学生合同で1日2コマの一斉授業を実施するスケジュールです。教科学習にはアダプティブラーニング教材「すららドリル」を導入し、学年を越えて自分の理解度に合わせて学べる形式を採っています。加えて、謎解きゲームや絵など趣味実用系の授業を用意し、興味関心を広げながら交流の入口を作る設計です。
富士ソフトが提供する「不登校支援パッケージ」は、メタバース空間、カリキュラム、講師、不登校支援専門員という4要素を統合しています。自治体の企画段階から運営支援まで一貫してサポートする体制を整え、現場の人的リソース不足やノウハウ不足に対応することを狙います。貝塚市教育委員会は「だれひとり取り残さない」という方針の下で本事業を位置づけ、参加児童の様子として「異学年交流を楽しむ」「学習に取り組むきっかけになった」といった保護者の声が寄せられていることを報告しています。
本事業の目的は、自らのペースで学べる環境提供、安心して他者と交流できる場づくり、そして社会とのつながりを通じた社会的自立の支援です。期間中の運用を通じて、オンライン上の居場所と学習機会を同時に提供する試みがどのような効果をもたらすか注目されます。運営は富士ソフトと貝塚市が連携して進められ、メタバースを通じた新たな支援モデルの実践例として位置づけられています。
メタバースを居場所づくりに活用する具体策として、貝塚市の採択は注目に値します。期間中の成果把握が今後の普及の鍵になるでしょう。
詳しくは「富士ソフト株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部






















