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学校内では解決しづらいハラスメント問題に対して、教職員は外部相談窓口を安心して利用できるのか?

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東京都教育委員会は、都内公立学校に勤務する教職員を対象にハラスメント相談を受け付けています。 受付けた相談は、都立学校は学校経営支援センター、区市町村立学校は各区市町村教育委員会へ共有し、実際の対応は各相談窓口が担います。 区市町村立学校の教職員には、各区市町村教育委員会が設置する相談窓口も用意され、一覧PDFで確認が可能です。 都内公立学校の教職員以外の都職員は対象外と明記され、目的外の問い合わせは別窓口の利用が促されています。 都民の提言や苦情は「あなたの声をお寄せください」、都庁各局は「都民の声窓口」、私立学校関係は東京都生活文化局、公立大学関連は東京都公立大学法人と、参照先が整理されています。 ハラスメント相談の入力画面は受信専用とされ、適切な運用と情報の分流が図られています。

教職員のための第三者相談窓口 外部専門家が対応し、予約優先と時間枠を明確化

東京都教育委員会は、外部の専門家が相談員として対応するハラスメント第三者相談窓口を設置しています。申込みは専用の受付サイトから行い、相談は予約優先で、60分以内を想定した運用ルールが示されています。終了間際の新規相談は控えること、通話料金は相談者負担であること、勤務時間中に相談する場合は服務上の必要手続きを行うことが注意事項として定められています。匿名相談も可能ですが、具体的な調査を希望する場合は氏名や所属の提供が必要とされ、調査への介入や代理人活動は相談員の範囲外と明確化されています。さらに、犯罪事実や生命身体の危険が疑われる場合など緊急時には、警察等の関係機関へ情報共有する可能性があるとされています。相談内容は所管の学校経営支援センターまたは区市町村教育委員会のハラスメント相談窓口に共有され、実施対応はそちらで進みます。

相談の取り扱い基準と共有フロー 教職員が安心して活用するための実務ポイント

相談は、主訴が不明確、いたずら目的、係争中、または既に同窓口が回答済みの内容などの場合、連絡しないことがあると基準が示されています。この窓口への相談だけで懲戒処分等が行われることはないと明記され、相談者の不安軽減に配慮しています。予約フォームのメールは予約連絡専用であり、その他の問い合わせは受け付けない運用方針も併記されています。実務的には、相談前に事実時系列、関係者、場所、日時、証拠の有無を整理し、主訴を一文で明確にすることで、共有後の対応が迅速になります。勤務時間中に相談する際は、管理職への事前申請など服務手続きを整え、個人情報の取り扱いに留意しながら必要情報だけを提供することが推奨されます。匿名で始め、具体的な対応が必要になった段階で氏名や所属の開示に切り替える段階的アプローチも有効です。

学校現場でのハラスメント対策を運用に落とす 具体的アクションと体制整備

学校は、校内掲示や職員ポータルで相談窓口情報と第三者窓口の注意事項を周知し、年度更新や人事異動のタイミングで再通知することが効果的です。管理職・人事・養護教諭・スクールカウンセラーなど関係者での一次対応プロトコルを整備し、相談の受理から記録、教育委員会窓口への共有までの流れを文書化しましょう。パワハラ、セクハラ、マタハラ、カスハラなど類型ごとの事例集と、記録テンプレート、通報経路図を用意すると、現場の迷いを減らせます。定期の研修で、匿名相談の扱い、通報義務が生じるケース、緊急時の外部機関連携の基準を確認し、全職員の認識をそろえることが重要です。相談者と被申立人の双方への配慮や秘密保持を徹底し、報復の防止措置を明記したガイドラインを配布してください。最後に、窓口利用データの匿名集計を行い、校内の予防施策や研修テーマに反映することで、継続改善の仕組みを回せます。

詳しくは「東京都教育委員会」の公式ページまで。

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