CyberOwlの調査(専業主婦300名)で、カード選びの最重要項目は「年会費無料」(73%)、最終的な決め手でも「年会費無料」が52%を占めました。ポイント還元やセキュリティ重視とあわせ、家計にやさしく安心して使えるカードが支持される実態が浮かび上がります。
CyberOwlが実施したインターネット調査(専業主婦300名、調査日:2025年10月29日)では、カード選びで最も重視された項目が「年会費無料」で192人(73%)にのぼりました。次いで「ポイント還元率」が128人(49%)、そして「セキュリティ・信頼性」が115人(44%)と続き、節約志向と安全性重視が並列する傾向が明確に示されています。日常の家計管理を担う立場から、固定費である年会費を避けつつポイントによる還元で得をするニーズが強いことが読み取れます。こうした比率は、専業主婦がカードを「家計の味方」として厳しく選別していることを物語っています。さらに「よく利用するお店で使える」ことを重視する層も37%(96人)おり、実店舗での使い勝手も選定に影響しています。付帯保険や補償を重視するのは比較的少数で27人(10%)に留まっています。
カードを選んだ最終的な決め手のデータでも傾向は一貫しており、実際に「年会費無料」を挙げたのは135人(52%)、続いて「ポイント還元率」が80人(31%)でした。友人・家族の勧めや店頭での案内も影響力が高く、それぞれ96人(37%)が情報源として挙げており、リアルな口コミや店頭での説明が意思決定に直結している点が特徴です。口コミ・レビューサイトやメディアの影は相対的に小さく、専業主婦層では身近な情報が信頼度の高い判断材料になっていることがうかがえます。加えて、審査に関する不安や「収入ゼロでも作れる」カードの認知度など関連調査も存在しており、専業主婦のカード利用は単に利便性だけでなく、審査や安心感も背景にあります。
今回の調査が示すのは、専業主婦がカード選びで「無駄なコストを避けつつ日常で得をする仕組み」を重視しているという点です。年会費無料というシンプルな条件が支持される一方で、ポイント還元やセキュリティといった付加価値も一定の重みを持って選択に影響を与えています。情報源を見ると店頭や身近な人の勧めが決定打となるケースが多く、カード事業者にとっては対面での分かりやすい案内や家族・コミュニティを通じた信頼獲得が重要であることが示唆されます。専業主婦層に支持されるカードは「家計にやさしく、安心して使える」ことが不可欠であり、これらが選択基準の中心である点は明確です。
詳しくは株式会社CyberOwlの公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部






















