JR九州と三井住友カードらは、クレジットカード等のタッチ決済で自動改札を入出場できる「stera transit」を、2026年4月1日から計92駅で本格導入すると発表しました。訪日客対応や地域の利便性向上を見据えた展開です。
stera transitで広がる駅のキャッシュレス
JR九州、三井住友カード、JCB、日本信号、QUADRACの協働により進められてきたタッチ決済の実証実験は、2022年7月の開始以降、段階的に対象駅を拡大してきました。実証は鹿児島本線や香椎線、指宿枕崎線、日豊本線・久大本線などで行われ、多くの利用実績を経て2026年4月からの本格導入に至ります。本導入では対象エリアを見直し、指宿枕崎線や日豊本線・久大本線の一部は利用終了となる一方、福岡地区の香椎線(西戸崎〜宇美)、福北ゆたか線(折尾〜博多)、若松線(若松〜折尾)を順次追加し、合計で92駅での利用が可能になります。
利用方法はシンプルで、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)やカードを設定したスマートフォン等を自動改札機や専用端末にかざすだけで、入場時と出場時の処理が完了します。対応ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯と幅広く、インバウンド利用にも配慮しています。stera transitは三井住友カードの決済プラットフォーム「stera」と国際ブランドの非接触決済を組み合わせたサービスで、現金や事前チャージが不要な点に加え、感染症予防や地域のキャッシュレス推進、MaaSやスマートシティの認証基盤としての活用可能性も示されています。利用履歴はQUADRACのQ-moveサイトのマイページから確認できる仕組みです。今回の本導入は、日常交通の利便性を高めるだけでなく、多様な決済手段を受け入れる地域インフラの一歩として注目されます。
JR九州の本導入は、地域輸送のデジタル化を加速させる象徴的な事例です。多ブランド対応とスマホ連携で利用者の選択肢が広がります。
詳しくは三井友カード株式会社の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部






















