東京都は、箱根駅伝の先導に使用するホンダ製の国産電動二輪白バイを公開しました。これまで海外製のEV白バイを採用してきましたが、国産モデルの採用は初めてです。走行音が静かで排ガスを出さないため、ランナーへの負荷軽減と環境配慮を両立します。公開セレモニーには小池百合子知事とタレントのつるの剛士さんが登場し、気候変動対策としての意義を強調しました。都はカーボンニュートラル達成に向け、都内の新車二輪販売を2035年までに100%非ガソリン化する目標を掲げており、スポーツイベントを通じたEVバイクの認知拡大を狙います。ホンダが警視庁に4台を貸与し、見た目はガソリンタンクの廃止によりスリムになっています。航続距離は約140キロメートルです。
実運用は、2026年1月2日と3日に開催される箱根駅伝の1区と最終10区で走行します。従来の白バイに比べ、静音性は沿道や選手へのアナウンスの通りやすさにも寄与し、運営の安全性向上に資する可能性があります。排ガスを出さないことは、長距離を走る選手の呼吸環境にもプラスであり、イベントの環境負荷低減という社会的メッセージにもつながります。なお、箱根駅伝以降に業務用途として継続使用するかは未定とされています。先行導入の効果検証を経て、警察業務や自治体イベントでのEV二輪活用が拡大するかが注目点です。






















