MENU

ニュース

証券はSBI、銀行は楽天?キャリア別クロスユースの明暗

  • URLをコピーしました!

MM総研は、携帯キャリア4社のユーザーにおける銀行および証券サービスの利用状況を調査し、クロスユース率の結果を発表しました。楽天モバイルは銀行で23.1%、証券で24.5%のクロスユース率となり、いずれも首位を維持しました。銀行分野では、auが「auじぶん銀行」の連携施策拡充で前年から0.4ポイント上昇し伸び率トップとなりました。ソフトバンクはPayPay銀行が2.6%で0.3ポイント低下、ドコモはdスマートバンクが0.1%にとどまる一方、2025年10月から住信SBIネット銀行と連携した「d NEOBANK」を開始しています。証券分野では、楽天証券が楽天モバイル利用者で突出し、SBI証券がキャリア横断で上位に入りました。本調査は、15〜79歳の携帯キャリア4社利用者2万6979人に対するWebアンケートをもとに、銀行口座と証券口座の利用状況を確認しています。

銀行サービスのクロスユース動向 楽天が独走、auが伸長

楽天モバイルのユーザーでは、楽天銀行をメインで利用する割合が23.1%で前年と同率でした。2位のauは3.7%で、前年から0.4ポイント上昇しました。ソフトバンクはPayPay銀行が2.6%で0.3ポイント低下、ドコモはdスマートバンクが0.1%でした。楽天はモバイル契約者向けのポイント付与や「ワンクリック申し込み」による本人確認の簡略化で口座開設を促進しています。携帯キャリア別のメインバンク上位では、ドコモ、ソフトバンク、auは地方銀行が1位、楽天モバイルのみ楽天銀行が1位でした。楽天モバイルでは、楽天銀行が23.1%で、地方銀行19.4%、ゆうちょ銀行15.3%を上回りました。

証券サービスのクロスユース動向 楽天がトップ、SBIが広く支持

楽天モバイルのユーザーにおける楽天証券の利用率は32.7%、メイン利用のクロスユース率は24.5%で前年から0.2ポイント上昇しました。楽天は証券口座開設やNISA同時開設でポイントを付与する施策を継続しています。auユーザーでは三菱UFJ eスマート証券のクロスユース率が2.3%で0.1ポイント低下しました。ソフトバンクユーザーのPayPay証券は1.2%で0.1ポイント低下、ドコモではマネックス証券が1.9%で0.1ポイント上昇しました。会社別の上位では、楽天モバイルは楽天証券24.5%、SBI証券11.4%、野村証券3.9%でした。ソフトバンクではSBI証券8.7%が1位で楽天証券7.5%が2位、ドコモでもSBI証券8.2%が1位で楽天証券7.8%が2位、auでは楽天証券7.7%、SBI証券6.7%、野村証券6.1%の順でした。

キャリア内でのまとめ利用意向 楽天が突出

銀行口座のまとめ利用意向では、楽天モバイルは「すでに利用している」が54%で最も高く、「まとめたい」「ややまとめたい」は合計7%でした。ネガティブ意向の「まとめたくない」「あまりまとめたくない」は20%にとどまりました。auとソフトバンクは「すでに利用している」がそれぞれ17%、16%で、「まとめたい」「ややまとめたい」は14%、12%でした。ドコモは「すでに利用している」が1%、「まとめたくない」「あまりまとめたくない」が43%でした。証券口座のまとめ利用意向でも、楽天モバイルは「すでに利用している」が約3割で、「まとめたい」「ややまとめたい」はそれぞれ3%でした。他の3キャリアは前向き意向の合計がいずれも1割前後でした。

調査の方法と対象

本調査は、携帯キャリア4社を利用する15〜79歳の男女を対象に実施されました。回答件数は3万2916件で、このうち現在4キャリアを個人利用かつメインで利用している回答者を対象に分析し、ドコモ1万6073人、au 7750人、ソフトバンク4719人、楽天モバイル4374人となっています。調査期間は2025年8月8日から16日、方法はWebアンケートです。クロスユース率は、契約先の携帯キャリアが提供するサービスを最も利用していると回答した比率を示します。

詳しくはMM総研の公式ページをご確認ください。

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 日本オムニチャネル協会
  • 公式LINEメンバー

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる