パーク24株式会社は、会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「移動関連サービスの決済手段」アンケート結果を公表しました。結果によると、移動関連サービス全体でキャッシュレス決済の比率が上昇し、特に「電車(在来線)」では83%がキャッシュレス決済を利用していることが分かりました。一方で「駐車場」と「駐輪場」では現金決済がキャッシュレス決済を6ポイント上回り、他の移動手段に比べてキャッシュレス対応の遅れがうかがえます。2021年公表の同種調査との比較では、全サービスで現金比率が低下しキャッシュレスが上昇。「タクシー」は現金が13ポイント減、キャッシュレスが11ポイント増と変化が大きく、駐車場でもキャッシュレスが4ポイント増加するなど、浸透が進んでいます。調査はクルマ関連サービスの利用者を対象に実施され、会員数は1,321万人(2025年11月末現在)とされています。
利用実態 電車が83%で首位 駐車場は現金比率が最高の42%


キャッシュレス利用比率が最も高いのは「電車(在来線)」で83%でした。続く「新幹線・特急」「路線バス」でもキャッシュレスが現金を50ポイント以上上回り、公共交通では非現金が主流です。一方、現金比率が最も高いのは「駐車場」で42%でした。「駐車場」と「駐輪場」はともに現金がキャッシュレスを6ポイント上回り、精算機や設備の対応状況が影響している可能性が示唆されます。2021年比では、全サービスで現金比率が低下。特に「タクシー」はキャッシュレス化の伸びが顕著で、端末整備やアプリ決済の普及が背景にあると見られます。駐車場でもキャッシュレスが4ポイント増えており、緩やかながらも非現金化が進展しています。全体として、移動関連サービスの支払いはキャッシュレスが確実に広がっています。
キャッシュレスの主要手段 クレジットカードが74%で最多


キャッシュレス決済時に最も利用される手段は「クレジットカード」で74%でした。次いで「電子マネー」が70%、「QR/バーコード決済」が42%です。「クレジットカード」と「電子マネー」はいずれも7割以上と高い利用率で、交通系や流通系の電子マネーが幅広く活用されている状況が分かります。タクシーなどで拡大が続く「QR/バーコード決済」も4割超となり、手段の多様化が進行しています。場面や事業者によって最適な支払い方法が選ばれている実態がうかがえます。調査は、駐車場やカーシェア、レンタカーなどクルマ関連サービスの利用者を対象としており、移動の前後での決済行動を含めた実態が反映された結果といえます。会員制の母集団に基づく点は、読み解く際の前提として押さえておきたいところです。
駐車場で求められる決済手段 QR/バーコードが58%で
現金比率が高い「駐車場」において、利用できたら便利だと思う決済手段のトップは「QR/バーコード決済」で58%となりました。次いで「電子マネー」が52%、「クレジットカード」が48%です。非接触で手早く精算を済ませたいというニーズが強く、スマートフォンを用いた支払いへの期待が高いことが分かります。パーク24は、タイムズパーキングでクレジットカードや交通系IC、QRコード決済など多様な手段を導入。さらに精算機を使わずアプリのみで支払いが完結する「タイムズクラブアプリ精算」や、キャッシュレス専用駐車場の展開を進めるなど、現場での利便性向上に取り組んでいます。駐車場検索Web「Parking Information」や公式アプリでは、駐車場ごとに利用可能な精算方法を事前確認でき、目的地に応じた支払い手段の選択が可能です。こうした環境整備が、駐車場のキャッシュレス移行を後押しすると期待されます。
詳しくは「パーク24株式会社」の公式ページまで。






















