メルカリは2025年9月30日に提供開始した世界共通アプリを、10月23日の台湾記者会見で正式公開しました。10月24日〜28日に台北・華山1914で開催した体験イベントは、開始から3日間で約5,300人が来場し「発見の楽しさ」を現地で示しました。
現地発表と体験イベントの概要
株式会社メルカリは10月23日に台湾で記者会見を行い、2025年9月30日に提供を開始した「メルカリ グローバルアプリ」(繁体字版)を台湾で正式公開と発表しました。会見には越境取引事業責任者の石川佑氏が登壇し、台湾市場での狙いやアプリ開発の背景、今後の展開について説明しました。会見では「楽しい発見体験・かんたん・安心安全」をコアバリューに掲げ、特に「誰から買うか」が見える化される新機能により、台湾の利用者が安心して購入できる体験を強化する方針が示されました。
公開記念として実施された体験イベント「開箱!MERCARI 秘密基地」は、10月24日〜28日に台北・華山1914文創産業園区 中7B館で開催されました。会場はメルカリの赤い箱をモチーフにしたイマーシブな空間で、「秘密の宝物基地」「秘宝祈願所」「基地映像館」の3つの主要エリアを軸に構成されました。会場には13名の公式コレクターによる200点以上のコレクションが展示され、200個の展示ケースが並ぶ環状レイアウトで来場者は宝探し感覚の「秘宝任務」に挑戦できます。ミッション達成でフォトブースでのプリクラ撮影特典や、イベント限定ブラインドボックスをアンロックする権利が付与される仕組みになっており、開始から3日間で約5,300人が来場するなど盛況でした。
会の最後にはクリエイターのMR.JOE氏とタレントの派翠克(Patrick Liu)氏が登壇し、自身のコレクションへの想いや展示の見どころを語りました。MR.JOE氏は探索や冒険を体験できる点を強調し、派翠克氏は「誰もが自分だけの宝物を見つけられる体験」を来場者に求める世界観を紹介しました。メルカリは今回の台湾での発表とイベントを通じて、グローバルアプリによる越境取引の土台を示すとともに、現地での「発見の楽しさ」を届ける取り組みを進めるとしています。
詳しくは「株式会社メルカリ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















