三菱食品は子会社のベスト・ロジスティクス・パートナーズ、ローソンと連携し、ローソン店舗向けチルド配送に電気自動車のトラック2台を導入しました。対象は川崎市の物流拠点で、配送由来の二酸化炭素排出量を年間約35.4トン削減できる見込みです。車両は三菱ふそうトラック・バス製のEVトラック「eCanter」を採用し、EVトラックは三菱オートリースがリース提供します。拠点にはEV充電設備を新設し、三菱商事がユアスタンドと連携して設置場所の提案から充電オペレーションまで一貫してサービスを提供します。走行に必要な電力はMCリテールエナジーが提供するCO2フリー電力プランを利用し、充電から走行までのCO2排出量を実質ゼロにします。
これまで三菱食品、ベスト・ロジスティクス・パートナーズ、ローソンは、燃料電池トラックの導入やバイオ燃料の実証実験に取り組んできました。今回のEVトラック導入は新たな選択肢として加わり、実運用を通じた検証結果を基に全国の物流拠点への導入拡大を検討します。設備容量やルート、充電計画の最適化など運用データの蓄積が進むことで、低炭素オペレーションの確立が期待されます。共同スキームにより設備、車両、電力の連携が明確になり、導入初期の資本負担を抑えつつ、安定運用に必要な体制が整備されています。今回の取り組みは、チルド配送領域での環境負荷低減と供給の安定を両立させる実装として位置づけられます。今後の展開では、各拠点の条件に合わせた最適解の選択とスケール拡大が焦点になります。






















