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グーグル、Google Chatで通知から実行までを一体化

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Googleは、2025年におけるGoogle Chatの統合拡充を総括し、主要アプリの連携強化とプラットフォームの機能改善を発表しました。断片化しがちなチームワークに対し、Chat上で通知の受信、アクション実行、タスク自動化を一体で進められる点を打ち出しています。ビジュアルコラボレーション領域ではLucid、Miro、Figmaが対応を拡大し、開発や運用の領域ではGitHub、Jira、Datadog、Google開発のFeedsなどが更新されました。業務アプリ面でもAsana、ServiceNow、Workday、HubSpotがChat連携を強化しています。2026年にはTrello、1Password、Confluence、Pollyなどの新規または更新版アプリが予定され、連携の裾野がさらに広がる計画です。

ビジュアルコラボレーションの拡充

LucidはChat向けに3アプリを提供し、作図のLucidchart、ホワイトボードのLucidspark、クラウドアーキテクチャ設計のLucidscaleをChatの会話に結び付けました。Miroは高機能の仮想キャンバスをスペースに直接組み込めるようにし、アイデア出しやレビューの往復を減らします。Figmaは設計と開発のコミュニケーションを接続するChatアプリをリリースし、更新やコメントの流れを会話と統合しました。これにより、図解から設計検討、アーキテクチャ議論までChatを軸にシームレスなコラボレーションが可能になります。メッセージから対象ボードや図表へ即時アクセスでき、確認待ちの時間を短縮します。チームの合意形成の速度向上が期待されます。

開発者と管理者向けの統合

GitHub for Google Chatの新バージョンはコードレビューや課題の状況をChatで把握しやすくし、Jiraの更新はプロジェクト管理をChat上で進めやすくしました。Googleが新たに開発したFeedsは、RSSとAtomフィードをスペースに統合し、運用や情報収集をチャネル内に集約します。Datadogは自動スペース作成、通知、ダッシュボードのプレビューに対応し、監視情報への到達時間を短縮しました。なお、FeedsはPagerDutyやBitbucketなど既存のDevOpsアプリ群に加わる位置づけです。管理者向けにはレポート機能が改善され、組織全体でのアプリ利用の把握が容易になりました。運用現場の情報とアクションを近接させることで、対応の遅れやツール切り替えの手間を抑えます。

チームコラボレーションと業務生産性

HubSpot統合により、取引やタスクの追跡をChatから行え、社内外の接点を橋渡しできます。Asanaは会話を継続しながらタスク化し、進行をスムーズに管理可能です。ServiceNow統合はインシデントやワークフローの処理を簡素化し、Workdayは人事タスクをChat内で完結できるようにしました。ComeenはAIを搭載した職場エージェントで会議室の検索やリソースの予約を支援します。投票アプリは迅速なフィードバック収集と意思決定を後押しします。コミュニケーションと実務処理を同じ場で進められるため、業務の切り替えコストを抑えられることが特長です。結果として、組織内の情報の鮮度と実行速度の両立が期待されます。

プラットフォームとAPIの改善

Workspaceアドオンは一度の実装で複数面に展開できる体験を可能にし、Asana、Figma、Lucid、Miroが一元化されたエクスペリエンスを提供しています。統合メニューは刷新され、ツールやアプリのコマンドを見つけやすくなりました。自動インストールにより、ユーザーがアプリを呼び出すとスペースに自動で追加されます。API面では、カルーセルによる視覚的表示、テキスト書式の改善、堅牢なフォーム項目検証などの更新が行われました。これらの改善により、開発者は見やすく操作しやすいUIを実装しやすくなり、ユーザーは直感的な操作で業務を進められます。プラットフォームの基盤強化がアプリの品質と採用の拡大を支えます。

2026年の見通し

2026年には、Trello、1Password、Confluence、Pollyなどの新規または更新版のChatアプリ、広範な新しいエージェント体験、追加の統合が予定されています。Googleは、断片的なワークフローをChat中心に束ね、通知から実行までを一貫して処理できる環境づくりを継続します。アプリの検索性、導入性、運用可視化の改善が進むことで、より多くのチームがChatを日常の作業基盤として活用できるようになる見込みです

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