スマホの契約先はどこが強いのか。どのサービスに満足しているのか。4キャリアの勢力図と評価が同時にわかるデータが出ました。シェアはMNOが9割超。満足度とNPSではpovoがリード。LINEMO、楽天モバイルも追随しています。数字が示す現在地を確認します。
シェア9割の内訳と契約行動 満足度とNPSで浮かぶ「povo優位」の実像
MMDLabo株式会社のMMD研究所は、18歳から69歳の4万人を予備調査、本調査でMNO利用者2,700人を対象に、2026年2月のMNOシェアと満足度を調べています。メイン利用の通信サービスは、docomo27.3%、ahamo6.7%、au14.2%、povo2.2%、UQ mobile8.7%、SoftBank10.7%、LINEMO1.2%、Y!mobile10.3%、楽天モバイル9.8%で、4キャリア関連の合計は91.1%でした。オンライン専用プランの合計は10.1%、サブブランド合計は19.0%で、前回比ではオンライン専用は増減なし、サブブランドは0.3ポイント増とされています。MVNOは8.9%です。サブ利用では4キャリア関連が86.4%、オンライン専用15.7%、サブブランド13.5%、MVNO13.6%でした。
年代別の最多層は、docomo、au、SoftBank、Y!mobileが50代、楽天モバイルが40代、ahamoが10代と20代、povoとLINEMOが30代、UQ mobileが60代となっています。契約チャネルは、docomo、au、SoftBank、UQ mobile、Y!mobileはオフラインの割合が多く、楽天モバイル、ahamo、povo、LINEMOはオンラインが多い結果です。ahamoの店舗契約割合は27.6%、楽天モバイルは42.0%と示されています。サブ回線の利用では、povoが8.2%、楽天モバイルが12.9%と、メインと異なる選択が見られます。メインとサブでの組み合わせを想定しやすいデータ設計になっています。
総合満足度は、各サービス300サンプルの計2,700人で評価され、povoが753ポイントでトップ、LINEMOが738ポイント、楽天モバイルが724ポイントと続きます。グラフ表記は四捨五入のため、積み上げに誤差が出る場合があると注記されています。NPSでは、povoがマイナス5.3で最も高く、次いでLINEMOがマイナス12.0です。推奨者、批判者の定義は、9から10点が推奨者、7から8点が中立、0から6点が批判者とされています。NPSは登録商標であることが明記されています。評価はメイン、サブ双方の利用者を対象に、各項目の満足度や重視度も聴取されています。満足度判断の重み付けを合計100%で配分する設計です。
調査は2026年2月1日から5日、インターネットで実施されています。予備調査は人口構成比に合わせたウエイトバックが行われています。本調査の内訳は、docomo、au、SoftBank、楽天モバイル、ahamo、povo、LINEMO、UQ mobile、Y!mobileの各300です。設問は、契約理由、推奨度、継続意向、満足度、重視度、家族での契約有無、セット割の活用状況などで構成されています。回答者属性の詳細は、会員登録後の無料レポートで確認できるとされています。小数点処理や調査設計の注記が明示され、前提条件が整理されています。
エリアや年代、チャネルの違いが、シェアと満足度の分布に表れています。メインブランドが62.0%を占め、オンライン専用が10.1%、サブブランドが19.0%という構成は、選択肢の多層化を示します。サブ回線でオンライン専用の比率が15.7%と高まる点も注目されます。契約チャネルでは、オンラインに強いサービスと、店舗が多いサービスの差が鮮明です。年代の偏りも、プランの訴求先や使われ方の手がかりになります。こうした分布を踏まえたサービス設計や情報提供の最適化が、満足度と推奨度の向上につながると整理できます。
見解として、povoの高い満足度とNPSは、オンライン中心の契約行動と相性の良さが一因と考えられます。LINEMOと楽天モバイルの上位は、サブ回線ニーズや料金重視層の受け皿としての存在感を示しています。
詳しくは「MMDLabo株式会社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部






















