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春の嵐・メイストームに備えよ! 台風並みの暴風から身を守る「事前点検」と「行動ルール」。気象情報を見極め、外出を控える判断基準

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春は屋外レジャーに最適な季節ですが、3月から5月は低気圧の急速な発達により、台風並みの暴風や猛吹雪が起きる「春の嵐」や「メイストーム」が発生しやすくなります。日本付近では北からの冷たい空気と南からの暖かい空気がぶつかり、温帯低気圧が急発達するためです。発達した温帯低気圧は中心から離れた場所でも風が強まり、被害範囲が広がりやすい特徴があります。過去には令和2年3月に日本海の低気圧が急速に発達し、青森県八戸で最大風速28.9メートル毎秒、最大瞬間風速43.4メートル毎秒、北海道えりも岬で最大瞬間風速36.4メートル毎秒を観測しました。この時は転倒による負傷、住宅の破損、停電、交通機関の乱れなどが発生しています。春の気象は急変しやすいため、外出計画の際は気象情報を事前に確認し、警戒が必要です。

大荒れが予想される場合、気象庁は数日前から関連情報を段階的に発表します。まず、数日前から1日前に「暴風に関する気象情報」が出され、強風の恐れが高まると「強風注意報」が、重大な災害の恐れがある場合は「暴風警報」が6時間から3時間前に発表されます。その後も状況に応じて最新の「暴風に関する気象情報」で経過や見通しが示されます。注意報や警報の基準は地域で異なりますが、発表時点で風が弱くても油断せず、暴風の警戒期間に留意して屋内退避を基本としてください。気象情報は、激しい現象の恐れに対して事前の警戒を呼びかけ、発表中は経過や留意点を解説するものです。警報は重大な災害の恐れ、注意報は災害の恐れがある場合に出される予報であり、情報の意義を理解して行動判断に役立てましょう。

風の強さは、予報で「やや強い」「強い」「非常に強い」「猛烈な風」といった表現や、風速の数値で示されます。被害のイメージが掴みにくい場合は、気象庁が公表する「風の強さと吹き方」の目安が参考になります。近年の被害事例を踏まえ、屋外の人や走行中の自動車、樹木や建造物に与える影響を整理しており、事前の備えに活用できます。暴風関連の情報が出たら、風速の値と表現を照合し、外出や作業の可否、帰宅タイミングの判断材料としてください。特に交通機関の運休や遅延は強風で発生しやすく、時間帯のピーク回避が重要です。気象情報と目安を合わせて確認することが、過度な外出を避けるうえで有効です。

暴風が予想されるときは、風が強まる前に自宅と周囲の安全点検を行います。物干し竿や植木鉢、自転車などの飛散しやすい物は固定または屋内へ移動し、屋根、雨戸、シャッターの点検と補強を済ませてください。窓ガラスには飛散防止フィルムを貼るとともに、カーテンを閉めて破片の飛散を抑えます。強風時は外出を控え、窓や雨戸を確実に閉めて屋内で待機します。学校や会社にいる場合は、気象情報や注意報・警報の発表内容を確認し、指示に従い早めの帰宅などピークを避ける行動を取りましょう。春の嵐は高波や大雨、雷を伴う場合があるため、複合的なリスクに備えた行動計画が欠かせません。

特に注意が必要な外出先では、無理をせず計画変更を検討します。山では残雪に加え、暖気流入で雪崩の危険が高まり、通過中は猛吹雪や強風で歩行困難となる恐れがあります。通過直後も急激な冷え込みで低体温症からの疲労凍死に至るおそれがあるため、悪天候時の登山やハイキングは避けてください。海では強風や高波で小型船の転覆リスクがあるほか、防波堤や海岸に滞在すること自体が危険です。春の海は天候が急変しやすいため、穏やかに見えても最新の気象情報の確認が重要です。川遊びやキャンプでは、強風でテントやタープが飛ばされやすく、河原は大雨で急な増水や鉄砲水の危険があるため警戒が必要です。

詳しくは「内閣府政府広報室」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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