ポテトチップスはもはや、単なる「おやつ」ではありません。カルビーが発表した『2035ビジョン』は、スナック菓子を時間や場所を選ばない「軽食(SNACKING)」へと再定義する、強烈な事業構造変革の宣言です。日本を代表するメーカーから、世界の食習慣を支配するグローバル企業へ。世界的に変化する人々のライフスタイルや価値観を成長機会と捉え、同社が描く2035年の未来図を読み解きます。
「3食」の概念を壊す。加工技術とデータで挑む「スナッキング」の革新
カルビー株式会社は2026年5月14日、新たな長期経営指針『2035ビジョン』を発表しました。その核心は、これまでの「スナック菓子メーカー」という枠を飛び出し、世界の「SNACKING COMPANY」へと進化することにあります。背景にあるのは、世界的なライフスタイルや価値観の変化です。間食・軽食が時間や気分、さまざまなシーンに寄り添う存在として役割を広げている変化を成長機会と捉えています。
この大きな潮流を、カルビーは最大の成長機会と捉えています。同社が長年培ってきた「素材の良さを引き出す加工技術」や「高度な生産システム」は、単なるお菓子作りを超え、健康価値や機能性を備えた次世代の軽食を生み出すための強力な武器となります。本日公表された事業戦略では、国内市場の深化だけでなく、北米やアジアを中心とした海外展開の抜本的強化も盛り込まれました。
「Accelerate the Future」:デジタルとサプライチェーンの融合
2026年3月27日に発表された成長戦略「Accelerate the Future」等に基づき、次なる成長に向けた変革に踏みだすことで、新たな食の未来を創造することを目指しています。
スナックを「楽しみ」だけでなく「ライフスタイルを支えるインフラ」へと昇華させることで、世界中のあらゆるシーンにカルビーの製品が寄り添う未来を目指しています。
見解として、嗜好品としてのスナックを、DXによって「効率的な食事」へとアップデートする戦略は、現代の時短ニーズに完璧に合致しています。 単なる海外輸出ではなく、現地の食習慣に深く入り込み、”SNACKING”という新しい市場そのものを創出できるかが、真のグローバル企業への分水嶺となるでしょう。
詳しくは「カルビー株式会社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部





















