国内98銀行の2025年度の平均年間給与は684万円で、中央値は675万5,000円でした。前年度の63行比較では30万7,000円増の4.6%増となり、賃上げが広がりました。年収トップは三井住友銀行の933万8,000円で、2021年度以来4年ぶりの首位です。2位はあおぞら銀行の927万7,000円、3位は三菱UFJ銀行の914万3,000円でした。国税庁の正社員平均給与544万9,000円より139万1,000円高く、高給水準を維持しています。年収レンジは900万円以上が3行、800万円台が10行で、平均給与を下回ったのは7行でした。
業態別の動向と格差
大手行は854万4,000円、地方銀行は698万9,000円、第二地銀は613万5,000円でした。大手行と地方銀行の差は155万5,000円、地方銀行と第二地銀の差は85万4,000円です。比較可能な63行のうち59行が前年度を上回りました。新卒の初任給引き上げや職種格差に対応した賃上げが進展しています。金利上昇で収益が改善し、大手行や有力地銀を中心に年収上昇の流れが続いています。業態間の賃金格差は依然として大きい状況です。
トップ行の増加と人員構成
百十四銀行は増加額が67万2,000円で当年度721万1,000円となりました。三菱UFJ銀行は58万3,000円増、福井銀行は58万2,000円増でした。増加率5%以上は17行で、最大は福井銀行の10.6%増でした。98銀行の行員数は23万9,757人で、大手行7行が9万9,045人、地方銀行61行が11万1,905人、第二地銀30行が2万4,307人です。平均年齢は40.1歳で、大手行41.4歳、地方銀行40.2歳、第二地銀39.7歳でした。63行比較では各業態で0.2歳若返りました。
詳しくは「東京商工リサーチ TSRデータインサイト」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















