日本マイクロソフト株式会社は、Azure Maiaファミリーをマルチギガワット規模へ拡大する計画を発表しました。Azure Maia 200は既に本番ワークロードで稼働しており、Microsoft CopilotやTeamsなどでトークン生成効率を向上させています。欧米とオーストラリアでの展開では、主要GPUインフラと比較して電力当たり最大1.7倍のトークン生成を示しています。年末までにGitHub CopilotとMicrosoft Foundryでの利用が予定され、OpenAIモデルやMAIモデル、主要なオープンソースモデルがMaia 200上で動作しています。日本マイクロソフト株式会社は、ハードウェアとソフトウェアを一体設計し、実運用ユースケースに最適化していると説明しています。
Azure Maia 300は、ロングコンテキスト推論や低遅延の対話、持続的なマルチステップのエージェントタスクに向けた推論最優先のアーキテクチャを採用します。主要なGPUシステム比で1メガワット当たりのトークン生成が40パーセント多い見込みで、フル構成では96アクセラレーターによりラック当たりのトークンスループットがMaia 200の最大7倍となるとしています。8つのHBM4スタックで18.0TB毎秒のピーク帯域幅を950WのTDPで実現し、オンダイSRAMをソフトウェア管理スクラッチパッドとして活用します。TSMCのN2Pを用いたマルチチップレット構成、MXFP4などの低精度フォーマット対応、テンソル並列最適化の高帯域インターコネクト、Ethernet基盤のカスタムAIトランスポートにより、単一ラックからデータセンター規模までの統一ネットワークを構成します。
ラックシステムは167キロワット枠に96アクセラレーターを集約し、27.6TBのHBM容量と1.7PB毎秒の総HBM帯域幅を提供します。これにより同時処理能力が高まり、AIサービス拡大の経済性が向上します。Maia 300は2027年に本番展開開始予定で、日本マイクロソフト株式会社はプラットフォーム全体をオープンかつヘテロジニアスに最適化する方針を示しています。将来のモデルやワークロードの進化に適応し、安全で効率的な大規模AI提供を目指すとしています。来月開催のMicrosoft Ignite 2026では、戦略や事例がさらに紹介される予定です。
詳しくは日本マイクロソフト株式会社の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















