株式会社マイナビは、20代から50代の正社員20,766名と企業の中途採用担当者840名を対象に実施した残業に関する意識調査の結果を発表しました。正社員の78.1%が現在の職場で残業があると答え、月平均残業時間は23.8時間でした。理想は月14.1時間で9.7時間の差があり、年代別では50代が24.3時間で最も長く、次いで40代24.2時間、30代21.3時間、20代17.9時間でした。平均勤務日数20.3日に対し、残業日数は月12.0日でした。現在の残業時間に満足している人は48.3%で、残業なしでは68.5%、1~5時間では56.2%、31時間以上でも25.9%が満足と回答しました。残業に対する考え方は、業務が残っていても残業はしたくないが52.0%、業務のために残業はすべきが48.0%と二分しました。残業時間と転職意欲の関係は、54.0%が関係ないと答え、残業時間の変化は61.2%が以前より減ったと回答しました。
残業理由は突然発生した残業が41.0%で最多、人手不足39.0%、繁忙期など事前に想定できていた残業が37.2%でした。ストレス要因も突然発生した残業が61.3%で最多、次いで上司や同僚など会社都合56.0%、人手不足55.7%でした。企業側の取り組みは79.9%が残業削減を実施し、業務の見直しや効率化が56.3%で最多、勤怠管理の強化44.9%、人員増員や採用強化43.8%が続きました。業務プロセスの見直しと勤怠のモニタリング、繁忙期の計画的人員配置、突発業務の発生源管理を進めることが、残業の削減とストレス低減の実務上の打ち手になります。
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