2023年3月10日にグランドオープンする東京ミッドタウン八重洲では、スマート農業や農業DXを掲げるベンチャー企業・アグリストが、「アレ」を刈りまくる自動収穫ロボットを展示します。そのロボットの全貌とは。
2022年9月17日にプレオープンし、2023年3月10日に全面開業となる東京ミッドタウン八重洲。東京駅八重洲口の目の前に建つ、地上45階の大規模複合施設です。
東京ミッドタウン八重洲は、様々な小売店・飲食店やバスターミナルを収容していますが、ビジネスの交流の場として、先進的な企業に脚光を当てる取り組みも行われます。
その筆頭が、農業ロボットを手掛けるアグリストです。
同社は、「100年先も続く持続可能な農業を実現する」をビジョンに掲げ、ピーマンの自動収穫ロボットを開発しています。
東京ミッドタウン八重洲では、三井不動産とNewsPicks Re:gionが共同企画する「POTLUCK YAESUプロジェクト」のピーマン自動収穫ロボットの初号機「L」が展示されます。
「L」は、地元農家らで開催していた勉強会から「収穫時の人手不足を解決するロボットが必要だ」という声をもとに誕生しました。
ハウス内の路面状況の影響を受けないようにワイヤー上をロープウェイのように吊り下げ式で移動し、収穫ハンドは2つのベルトを巻き込み式で動かすことによって収穫しています。
自動ボタンを押せば、1日12時間稼働。ピーマンを刈りまくる収穫マシーンです。
公式サイトの紹介動画には、AIを使って、収穫に適したピーマンを識別している様子がわかります。
展示では、人口1.6万人の小さな町・宮城県新富町から始まった「農業革命」を目にすることができます。
3月24日には、アグリストCEO齋藤氏が東京ミッドタウン八重洲のビジネスイベントに登壇。テクノロジーを活用した次世代農業について語ります。