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Yazawa Ventures、企業が自社評価できる「DX/D&Iアセスメントシート」を日本総研と共同開発

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起業間もないベンチャーに特化して投資するYazawa Venturesは2021年12月22日、「DI/DXアセスメントシート」のβ版の提供を開始したと発表しました。DX(デジタル・トランスフォーメーション)および、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン:多様性の受け入れ)の要素が考慮されています。日本の企業がイノベーションを持続的に創造し続けられる組織・文化へ変革するためのソリューションとして開発されました。開発は、サステナビリティの領域での知見とコンサルティング実績を有する日本総合研究所(日本総研)との共同開発によるものです。

 SDGs(持続可能な開発目標)やESG(教育・社会・ガバナンス)に代表される「サステナビリティ」を意識した企業活動が注目を集めています。多くの企業において取り組みが進みつつありますが、一方でその取り組みと、企業の業績やイノベーション創造との関係に課題意識を有する企業も少なくありません。  Yazawa Venturesと日本総研では、不確実性の高いウィズ・ポストコロナ時代においてイノベーションを起こし、稼ぐ力を伸ばしていけのは、以下のような企業だと考えています。 ・多様性がある
・デジタルネイティブ  そこで両社は、企業経営者が自社のDXとD&I状況を客観的に理解できる「アセスメントシート」を策定したとのことです。  「DX/D&Iアセスメントシート」は、両社が今回開発したソリューションの1つです。以下のような趣旨のもとに設計されています。 ・「稼ぐ力」に直結する、サステナビリティ(持続可能性)のある取り組みを見出せるように設計
・大企業や多数の社員を抱える企業のみならず、スタートアップや中小企業などのSMB(Small and Medium Business:中堅・中小企業)でも活用できるように設計  そして、設計に対し以下のような理由が述べられています。 ・日本企業が革新的な事業を創造していくには、旧態依然な仕組みを、ICTを活用して抜本的に変えるDXが必要
・VUCAの時代において、単一的ではなく多様性の高い組織こそが創造性を生むという事実
・DXやD&Iの両要素が経営に組み込まれることが日本企業にとって重要
・事業規模が小さく・社員数の少ない段階からDXやD&Iを組織に浸透させることが、今後の企業風土・組織のカルチャー構築において重要
※「VUCA」(ブーカ):Volatility(不安定さ)・Uncertainty(不確かさ)・Complexity(複雑さ)・Ambiguity(あいまいさ)  それにより、ウィズ・ポストコロナ時代における経営課題が明確になると期待されます。また、その課題へ対応することで、多様性があり、デジタルネイティブな組織への進化を目指せます。そして当たり前のようにイノベーションを起こし続けられる企業へと変革させていくきっかけを提供することが可能だと両社は考えています。
図1:「DX/D&Iアセスメントシート」イメージ

図1:「DX/D&Iアセスメントシート」イメージ

 Yazawa Venturesは、今回のサービスの提供を通じて、日本企業の多くが多様性を持ち、デジタルネイティブな企業に変革できるようにサポートします。さらに、企業のみならず世界に通用する産業を創造し、イノベーションを起こし続けられる日本への変革に貢献していきます。

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