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介護ロボとコミュニケーションツールが連携、入居者の危険動作を全スタッフに即共有

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サイエンスアーツは2021年11月25日、同社のコミュニケーション基盤「Buddycom」とノーリツプレシジョンの予測見守りシステム「Neos+Care」の連携を発表しました。高齢者の危険動作の予兆を介護施設のスタッフなどにリアルタイムで通知できるようになります。

 「Buddycom」は、デスクレスワーカーの利用を想定するコミュニケーションツール。音声や動画、位置情報に加え、AIによるアシスタントを使ってコミュニケーションできるのが特徴です。航空、鉄道、建設、福祉施設、流通などの業種で利用されています。  一方の「Neos+Care」は、赤外線距離センサーを用いた予測型見守りシステム。ベッドに敷く3次元電子マットを用いることで、寝ている人の動作を高精度に把握できるのが特徴です。介護施設入居者の転倒事故予防と介護職員の負担軽減を図る用途で使われています。  今回、両ソリューションが連携します。具体的には、Neos+Careが介護施設に入居している高齢者の危険動作を検知すると、Buddycomでつながるスタッフ全員に検知内容が自動的送信されます。
図1:見守りシステムが捉えた変化をコミュニケーションツ...

図1:見守りシステムが捉えた変化をコミュニケーションツールで即共有

 Buddycomの読み上げ機能により検知内容は音声で読み上げられ、スタッフはスマートフォンの画面を開かずに「どこで」「誰に」「何が起こったのか」を共有できます。例えば、「101号室太郎様“起き上がり”」「102号室次郎様“離床”」「103室三郎様“転倒”」などのような音声通知が届きます。スタッフ同士が離れていてもBuddycomを使ってグループ全体で連絡を取れるので、誰がどう対処するかを打ち合わせて、迅速に対応することも可能です。

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