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2022.09.30

滋賀銀行、業界や企業の最新動向を把握しやすくする情報自動収集プラットフォームを導入

滋賀銀行は、鮮度の高い業界・企業情報を収集することを目的に情報プラットフォームサービス「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」を導入しました。効率よく最新情報を収集できるようにします。サービスを提供するインフォマートが2022年9月29日、発表しました。

 滋賀銀行ではこれまで、金融業界で利用される複数の情報収集ツールを使って情報収集していました。担当者は各種ツールやインターネットを活用して業界情報や個社情報を収集していたため、膨大な文章を読み込んだり、グラフなどを一から作成したりする手間がかかっていました。特に経験の浅い行員は資料作成に相当な時間を要し、中には新規顧客を訪問する際に情報収集だけで半日かかることもありました。

 そんな中、滋賀銀行はインフォマートともともとパートナー企業の契約を締結しており、その流れで「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」を知りました。

 「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」は、業界や主要企業の動向を把握する営業・マーケティング部門向けの情報プラットフォーム。営業先や競合他社など、いち早く知りたい企業のニュース・決算情報・展示会情報を自動収集します。豊富な情報量と読みやすさを追求した業界レポートで営業や企画部門の業務を支援します。

 レポートが分かりやすく、短時間で業界を理解できるのが導入の決め手の1つとなりました。「業界レポート」機能では、PESTや5フォースなどのフレークワークを使ったさまざまな分析をするほか、業界動向も簡潔に図式化しています。資料として二次利用できる点も決め手の1つです。企業ごとの提案書作成や審査でも、グラフや図を引用して視覚的に訴求するといった使い方を見込めます。

 「何人で利用しても月額5万円」という価格面も、行員約500名全員がいつでも利用できことから大きな決め手となりました。

 サービスを利用する行員にアンケートを実施したところ、主に次の導入効果がありました。

・作業時間を短縮しながら質の高い資料作成が可能に
 「データが分かりやすくまとまっているので、作業効率の向上につながっている」という声が多くありました。作業時間短縮以上に、これまで作りたくても手間がかかってしまうため諦めていた、クオリティの高い資料作成が可能になったといいます。

・スキマ時間での情報収集、知識向上、自己研鑽に活用
 訪問前の電車移動中をはじめとするスキマ時間で情報収集できるようになりました。さまざまな業界のビジネスモデルや市場規模、トレンドや取り巻く環境などが分かるため、知識向上、自己研鑽に有効だという声もありました。

・高い更新頻度で新規事業の提案にも有効
 多くの情報収集ツールの情報更新が年単位であるのに対し、「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」は年に複数回更新されます。そのため情報の鮮度が高く、新しい時代に向けて業界の展望を描く際や、新規事業の提案にも有効という声がありました。

 今後はより多くの行員が「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」を活用するよう、行内で再周知するとともに勉強会を開催する予定です。
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