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CodeCamp、ブロックチェーン技術を用いたオープンバッジ発行でDX人材のスキルを見える化

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ビジネスイノベーション事業を展開するフューチャーは2022年3月3日、グループ会社のコードキャンプが、運営する「CodeCamp」においてブロックチェーン技術を用いたオープンバッジ(スキル証明)を発行すると発表しました。CodeCampは、コードキャンプが提供する、オンラインのプログラミング個人レッスンです。最初の取り組みとして、2022年3月28日より開始する「ITエンジニア向けキャリアアップ講座」(CodeCampNEXT)の修了生に対し、スキル証明の発行を予定しています。それにより、IT・DX人材のスキルの可視化や、企業の人材水準の見える化を目指します。

 コードキャンプは2013年に、オンライン・マンツーマンで学べるプログラミングスクールを開校しました。以降、プログラミング・デザイン・IT教育を中心に、以下のような各種教育事業を展開しています。 ・「CodeCamp」:完全オンラインのプログラミング個人レッスン
・「CodeCampGATE」:転職・就職を目指す人の支援プログラム
・「CodeCampNEXT」:若手エンジニアのためのスキルアッププログラム
・「CodeCamp for Enterprise」:法人向けプログラミング・IT研修
・「CodeCampKIDS」:小学生・中学生のためのプログラミング教室
・「CodeCampus」:テクノロジーの「学ぶ・働く」を知るメディア  同社が今回、提供を開始する「オープンバッジ」は、以下のようなものです。 ・学位や資格取得などの知識・スキル・経験の証明として、国際標準規格(IMS Global Learning Consortium)に則って発行されるデジタル証明  「Web3.0時代のスキル証明」などともいわれます。このオープンバッジには、SVG形式・PNG形式の画像データに対し、JSON-LD形式でスキル証明に関する「メタデータ」が記録されます。メタデータには主に以下の3つの情報が含まれます。 ・発行者
・取得者
・スキル
図1:オープンバッジに記録される情報イメージ

図1:オープンバッジに記録される情報イメージ

 オープンバッジでは、保持する情報が統一されているため、以下の利点を期待できます。 ・他の団体が発行するバッジとも比較することが容易
・個人のスキルや経験を可視化することができる
図2:オープンバッジ画面イメージ

図2:オープンバッジ画面イメージ

 CodeCampでは今回、オープンバッジに加え、ブロックチェーン証明書規格であるBlockcertsに準拠し、オープンバッジの情報をハッシュ化した値をブロックチェーンのネットワーク上に書き込みます。ブロックチェーンには、以下の特徴があります。 ・非中央集権的で特定の管理者を持たないため、データを改ざんすることが困難
・一度書き込んだデータは永続的に保存される  そのため、真正性・永続性・原本性を持ったデジタルスキル証明として、企業・大学・その他教育団体などで注目を集めています。CodeCampでは、ブロックチェーン技術を用いて情報の持続性・真正性を高めることで、「Web3.0時代のデジタルスキル証明」を目指します。
図3:Blockcertsによるバッジ検証機能イメージ

図3:Blockcertsによるバッジ検証機能イメージ

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