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メタバース上に神保町の古書店街が出店、360度画像で実店舗の店内を再現

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ベネリックデジタルエンターテインメントは2022年10月27日、東京都の神保町にある古書店街をメタバース上に出店させることを発表しました。同社が運営するメタバース上の商業施設を使い、店舗への集客やオンライン販売などに活用します。

 古書店街が出店するメタバースの商業施設名は「そらのうえショッピングモール」。ベネリックデジタルエンターテインメントが運営する仮想空間で、利用者はアバターを使って商業施設内を自由に移動できます。2022年中に100店舗以上の出店を見込みます。  なお、出店する古書店は実際の店舗を事前に撮影。メタバース上では360度画像によって実際の店内を再現します。高精細な4K画像を使うことで、利用者は本棚やショーケースに入った本や文字も確認できます。
図1:360度画像を使って店内を再現したバーチャルショップ

図1:360度画像を使って店内を再現したバーチャルショップ

 以下の6店舗が出店します。
・創業明治8年の老舗「書肆 高山本店」
・江戸時代の和本、古地図、浮世絵、版画の専門店「大屋書房」
・古書漫画やグッズの専門店「夢野書店」
・1万冊を超える絵本と美味しいカフェのある「ブックハウスカフェ」
・一棚一棚に店主がいる共同書店「神保町パサージュ」
ボードゲームを500種類以上取り扱い、見て・さわって買える専門販売店「すごろくや」
図2:出店する6店舗の店内イメージ

図2:出店する6店舗の店内イメージ

 なお今回の出店は、東京・神田神保町で開催する「第62回 神田古本まつり・青空掘り出し市」に合わせて実施するものです。メタバースを活用することで、入店をためらっていたという人でも気軽に来店できるようになります。本をじっくり探したいという人にも向きます。神保町に足を運べない人でも、PCやスマートフォン経由でアクセスできる利点もあります。
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