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トリセツは“読まずに聞く”、取扱説明書や契約書の内容をAIが教えてくれるサービス

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オクタビオは2023年5月2日、Webアプリ「トリセツAI」を発表しました。取扱説明書や契約書などの内容について質問すると、AIが自動で回答します。PDFファイルのテキスト情報を読み込み、生成AIが答えます。4月28日より企業向けとなるエンタープライズ版を提供開始しました。

 「トリセツAI」はChatGPTを活用した企業向けWebアプリ。最大の特徴は、生成AIがPDFファイルのテキスト内容について教えてくれる点です。取扱説明書や契約書などを丁寧に1ページずつ読まずとも、教えてほしいことを生成AIに聞くだけで答えてくれます。膨大な取扱説明書を持ち歩かずに、知りたい情報だけ抜き出して回答を得られます。取扱説明書や契約書のほか、従業員マニュアルや作業マニュアル、一般的なビジネス文書などについて知りたいときにも向きます。
図1:Webアプリ「トリセツAI」の画面イメージ

図1:Webアプリ「トリセツAI」の画面イメージ

 なお、質問の仕方は自然文で構いません。PDFファイルは多言語に対応し、英文の契約書などの内容についても日本語で教えてくれます。  文書ごとにQRコードを発行する機能も備えます。例えば、設備の操作マニュアルにQRコードを添付しておけば、従業員はQRコード経由で「トリセツAI」を利用できるようになります。自社商品のパッケージなどにQRコードを貼り付けておけば、商品を利用する消費者からの質問に生成AIが回答することも可能です。  そのほか、取扱説明書やオフィス文書に特化した会話の精度を高めたり、想定される質問をあらかじめ登録したりすることも可能です。
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図2:
米国のオフィス賃貸契約書を読み込んだ例
 企業向けとなるエンタープライズ版には「スタンダード」と「プレミアム」の2プランがあります。スタンダードの月額料金は3万9800円から。読み取り数や会話数、プロンプトの調整数の上限があり、上限を超えた場合はデータ量に応じた従量課金となります。月額3万9800円の場合、読み取り数は500ページ/月、会話数は300回/日、プロンプト調整は100ページ/月までとなります。プレミアムの料金は個別見積もりです。  同社は今後、個人向け版「PDFトーク」の提供も予定します。スマートフォン版(iOS版とAndroid版)も近日中に提供開始する予定です。
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