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京都市の寺院が電子チケットサービス導入、混雑緩和や訪日外国人の利便性向上図る

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京都府京都市にある臨済宗大本山 妙心寺 退蔵院は、電子チケットサービスを導入しました。拝観料や禅の体験料をオンラインで支払えるようにします。国内はもとより海外から訪れる参拝者の利便性向上を図ります。サービスの導入を支援したアソビューが2023年8月1日、発表しました。

退蔵院は京都市左京区に構える寺院の1つ。境内には国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」のほか枯山水庭園「狩野元信の庭」などがあり、一年を通じて多くの参拝者で賑わっています。

そんな退蔵院が今回、拝観料などをオンライン決済できるサービスを導入しました。通常拝観券に加え、お茶席でのお抹茶・お菓子付拝観券、あめ玉を使った禅体験「ひと粒の禅」の参加料をオンライン化します。

導入したのは、アソビューが提供する電子チケットサービス「ウラカタチケット」。観光やレジャー・文化施設などを運営する事業者向けのサービスで、拝観券を事前購入したり、支払いをオンラインで済ませたりできます。

退蔵院は「ウラカタチケット」導入により、現地での拝観料などの購入や支払いを不要にしました。これにより混雑の緩和、参拝者や訪日外国人の利便性や満足度向上を見込みます。さらに、幅広い参拝者にアプローチして参拝者の増加も期待します。

なお、退蔵院の拝観料などは次の通りです。
通常拝観券
一般(高校生含む) 600円、小中学生 300円

通常拝観券+抹茶(お菓子付き)
一般(高校生含む) 1,100円、小中学生 800円

通常拝観券+あめ玉を使った禅体験「ひと粒の禅」
一般(高校生含む) 900円、小中学生 600円

電子チケットサービスは2023年8月1日より運用を開始しています。退蔵院は今後、オンライン化によって可視化したデータの分析、分析結果を活かした施策検討などにも取り組む考えです。

関連リンク
アソビュー株式会社
妙心寺 退蔵院
退蔵院の拝観料などの購入
ウラカタチケット

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