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一番美味しい冷やし担々麺のお店はどこ? ChatGPTに聞いてみた

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濃厚で辛味の効いたタレが冷たい麺にからまる冷やし担々麺。暑い夏の日こそ食べたくなる一品です。しかし、どうせ食べるなら美味しい担々麺を食べたいものの、美味しいお店が分からない…。そこで今回、一番美味しい冷やし担々麺を食べられるお店を「ChatGPT」や「Perprexity」に聞いてみました。

 冷やし担々麺のベースとなっている担々麺はもともと、ひき肉やザーサイなどを載せた辛い麺料理です。発祥の地・中国四川省では、汁のないまぜそばとして食べるのが一般的です。日本では近年、四川風の担々麺が「冷やし担々麺」として独自に進化。ごまや花椒が香る、夏の定番メニューとして定着しつつあります。

では、多くの飲食店で冷やし担々麺が提供されるようになった今、どのお店の冷やし担々麺が美味しいのか。そこで今回、オススメのお店を「ChatGPT」に聞いてみました。

まずは無料版のChatGPTを使用。「冷やし担々麺はどこのお店が一番美味しいですか」と単純に質問しました。すると、「冷やし担々麺は個人の好みによって異なるため、一番美味しいお店を一概には言い難いです」との回答が。「美味しい」という曖昧な基準では、どのお店が「一番」なのかを割り出すのは難しいようです。

さらに質問を続けます。その結果、具体的な店名が3件挙がりました。しかし、そのお店の公式サイトを調べても、通常の担々麺はあるものの、冷やし担々麺を本当に提供しているかどうかの確証を得られませんでした。これは、いわゆるChatGPTの「幻覚症状」と呼ぶ現象。誤った情報をもっともらしく出しているようです。

そこで今度は、「『一番美味しい冷やし担々麺のお店はどこ? ChatGPTに聞いてみた』というタイトルで記事を作成してください」と指示を出しました。この方法は以前、具体的な数字を予測させようとしたときに成功した聞き方です。しかし結果は、冷やし担々麺はおろか、通常の担々麺もメニューにないお店しか答えませんでした。

ChatGPTを断念し、次に「Perplexity」を使うことに。PerplexityもChatGPTと同じAIチャットですが、引用元を明記して回答するのが特徴です。

Perplexityで「一番美味しい冷やし担々麺のお店はどこ?」と質問します。すると、「桃花林(東京都虎ノ門)」、「阿吽(東京都湯島)」、「バーミヤン(全国各地)」、「担々麺のやひこ(愛知県一宮)」、「ファイヤーホール4000(東京都五反田)」と、5つの具体的な店名が揚がりました。実際に調べると、どのお店も確かに冷やし担々麺、もしくは汁なし担々麺を提供しています。

ただし、お店によっては夏季限定だったり、過去に提供していたものの今はなかったりする場合があります。実際にお店へ行く際には、公式情報を事前に見たり、店舗に確認したりしてから行くとよいでしょう。

なお、ChatGPTで美味しい飲食店を探しても、実在しないお店や存在しない住所が出るケースがあるといいます。そんなときはChatGPTばかり頼らず、Perplexityなどの他のチャットAIを使えば精度の高い回答を得られるかもしれません。

ちなみに、美味しい冷やし担々麺の特徴をAIに聞いてみました。Perplexityの場合、「濃厚で風味豊かな胡麻ダレ、辛さと旨味の絶妙なバランス、上質な麺、そして新鮮な野菜」とのもっともらしい回答が。こちらが望む回答を引き出すには、適切な回答へと誘導させる質問の仕方がより重要なようです。

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