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約100ヵ国語をリアルタイム翻訳する透明ディスプレイ、東武鉄道4駅で実証実験を開始

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ピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)と東武鉄道は、訪日外国人観光客や多様なニーズに対応するため、多言語翻訳された字幕をリアルタイムに表示する「VUEVO Display」を駅窓口に設置し、その有用性を検証する実証実験を2024年7月19日から開始します。この実証実験は、浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、東武日光駅、川越駅の4駅で行われます。これにより、外国人観光客などがスムーズに案内を受けられる環境を整備します。「VUEVO Display」は、PxDTが開発したワイヤレスマイクと専用アプリケーションを用いて、高精度のリアルタイム字幕表示と約100ヵ国語の多言語翻訳機能を提供します。これにより、駅構内でもバリアフリーな情報提供が可能になります。東武鉄道が2021年から実施している「TOBU Open Innovation Program」の一環として、この実証実験は東武鉄道グループの観光サービスの付加価値向上を目指す取り組みとして行われます。

「VUEVO Display」は、透明ディスプレイに会話の字幕をリアルタイムで表示する技術を使用しており、対面でのコミュニケーションを円滑に進めることができます。訪日外国人観光客が増加する中、東武鉄道の4駅に設置されたこのディスプレイは、外国語対応が必要なお客様に対してもスムーズな案内を提供します。この実証実験の期間は2024年7月19日から2025年3月31日までを予定していますが、状況によっては期間が前後する可能性もあります。今回の取り組みは、訪日外国人観光客向けの多言語対応や多様なニーズに対するオペレーションの検証、リアルタイム字幕表示サービスの市場性、将来性、収益性に関する検証を目的としています。外国語対応が必要なお客様が窓口に訪れた場合、言語選択案内から希望言語を指差し、駅係員が言語設定を操作します。お客様が専用マイクに向かって話しかけた内容が透明ディスプレイに表示され、日本語に翻訳されます。同様に、駅係員が日本語で回答した内容もお客様の選択した言語にリアルタイムで翻訳されて表示される仕組みです。PxDTと東武鉄道は、この実証実験を通じて多言語対応の改善と利便性向上を目指し、訪日外国人観光客へのサービス品質をさらに向上させることを期待しています。


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