フルスピードは2022年12月21日、x-tech(クロステック)に関する調査結果を発表しました。セールステック(SFA)、ヘルステック、トラベルテック、リーガルテック、HRテックの5業界50サイトの検索流入推移を調べています。2022年に急成長したクロステック業界を知る指標になります。
フルスピードが実施した調査は、セールステック(SFA)、ヘルステック、トラベルテック、リーガルテック、HRテックの5業界について、2022年の検索流入推移から来年以降のトレンドを把握するのが狙いです。
x-tech5業界50サイトの2022年1月の検索流入数と2022年12月の検索流入数の伸び率を示したのが図1です。
1月と12月を比べてもっとも伸び率が高かったのは「salesTECH」で1.80倍でした。伸び率がもっとも低かったのは「hrTECH」で1.03倍にとどまります。もっとも伸び率が1倍を下回る業界はありませんでした。
x-tech5業界50サイトの12月までの検索流入数を示したのが図2です。
検索流入がもっとも多いのは「healthTECH」で1284万7530でした。2位の「travelTECH」(272万4614)を大きく上回っています。1年間の伸び率は1.14倍にとどまった「healthTECH」ですが、圧倒的なボリュームを持っていることが分かります。
なお、1月から12月までの毎月の検索流入数が図3です。
リーガルテックが夏ごろに伸びを見せています。なお調査を実施したフルスピードによると、検索流入には季節性があり、流入推移自体は年末に向けて下がる傾向があると言います。
あわせて読みたい編集部オススメ記事
京都工場保健会、健診結果をリアルタイムで確認できるシステムを今秋導入 – DXマガジン
TISは2022年8月23日、健康診断受診者が自身の結果をスマートフォンでリアルタイムに確認できるシステムを開発したと発表しました。一般財団法人京都工場保健会の協力のもと、ヘルステック研究所と共同で開発しました。京都工場保健会が今秋以降に実施する健康診断で導入する予定です。
DXやクロステックに関心を持つエンジニアなどは9割、ギークリー調べ – DXマガジン
ギークリーは2022年2月21日、「いま注目している業界・クロステック」に関する調査結果を発表しました。同社の転職サービスを利用したエンジニアやクリエイター、ゲーム人材を対象に聞いた結果です。DXやクロステックへの関心などを聞いています。