セールスフォース・ジャパンは2022年2月9日、Salesforceが2021年11月~12月に実施した調査結果をまとめた「Salesforceグローバル・デジタルスキル・インデックス2022」について発表しました。調査は、日本を含む世界19カ国で働く2万3,500人以上の人材を対象にしたブラインド調査で、「デジタルスキルの準備状況」をスコア化したものです。調査の結果、未来のビジネスに不可欠なデジタルスキルを高めるために、早急な対策が必要であることが明らかになりました。
今回の発表の主題は、以下の通りです。
●76%の回答者が未来の働き方に備えられていない一方で、デジタルスキルの学習やトレーニングに積極的に取り組んでいる回答者はわずか28%
●日常とビジネスで必要となるデジタルスキルに大きなギャップが生じていることが明らかに
●今後5年間でビジネスに必要となる注目のデジタルスキルを発表 「Salesforceグローバル・デジタルスキル・インデックス2022」での調査結果として、以下が挙げられています。 ・回答者の約4人に3人(73%)が、「現在、ビジネスで必要なデジタルスキルが備わっていない」と感じている。
・76%の回答者が「今後5年間で必要となるデジタルスキルに備えられていない」と回答。
・回答者の82%が将来的に新しいスキルを学ぶことを計画している一方で、デジタルスキルの学習やトレーニングプログラムに積極的に参加しているのは28%に過ぎない。 「デジタルスキルギャップ」は企業にとって課題であると同時に、デジタル人材育成によりビジネスの競争力を確保する好機でもあります。デジタル人材への需要は、世界中で急増しています。今回の調査では、デジタルスキルに関するスコアを、以下の観点で評価しました。 ・将来必要なスキルに対しての準備状況
・スキルレベル
・リソースへのアクセス
・デジタルスキル向上に対する積極性 調査に参加した国別の平均値で最も高いスコアは100点中63点、全回答者の平均スコアは33点、日本の平均スコアは15点でした。 デジタルスキルの準備が整っていると感じている国もある一方で、以下のような課題が浮き彫りになりました。 ・デジタルスキルギャップの解消
・より包括的な労働環境の整備
・デジタルスキルの向上に対する早急な投資や取り組みの必要性 「Salesforceグローバル・デジタルスキル・インデックス2022」では、以下の世代別にデジタルスキルを調査しています。 ・Z世代(1997年~2002年生まれ)
・ミレニアル世代(1981年~1996年生まれ)
・X世代(1965年~1980年生まれ)
・ベビーブーマー世代(1956年~1964年生まれ) ソーシャルメディア(SNS)やWeb閲覧のような日常的なスキルは、ビジネスにおける中核的な業務で必要となるデジタルスキルというわけではありません。調査でも「日常的なデジタルスキルは、ビジネスに必要なスキルに必ずしも反映されない」ことが判明しました。以下のような結果が挙げられています。 ・Z世代の回答者の3分の2以上(64%)が「高度なソーシャルメディアスキルを持っている」と回答。
・Z世代の回答者の中で「高度な仕事で必要とされるデジタルスキルがある」と考える人は3分の1以下(31%)にとどまっている。 ただし、若い回答者が新しいスキルの習得に自信と意欲を持っていることも明らかになっています。 ・Z世代の3分の1以上が「今後5年間に必要なスキルの学習やトレーニングを積極的に行う」と回答したのに対し、ベビーブーマー世代では12%。 さらに、回答者がデジタルスキルレベルを3段階で自己評価する質問では、以下のような結果になりました。 ・日常的なデジタルスキルにおいて「上級者」と回答した人は全回答者のうち52%いる一方、ビジネスで使うデジタルスキルにおいて「上級者」と回答した人は25%にとどまる。 世界で今後5年間にビジネスで必要とされる5つの主要なデジタルスキルとして、以下が挙げられています。 ・「コラボレーションスキル」
・「デジタルなアドミニストレーション業務スキル」
・「暗号化&サイバーセキュリティスキル」
・「電子商取引スキル」
・「プロジェクト管理スキル」 日本においては、以下の4つが最も重要なデジタルスキルと考えられています。 1. 「暗号化&サイバーセキュリティスキル」:不正アクセスからデータを保護するためのスキル
2. 「コラボレーションスキル」:コミュニケーションを加速するツールを活用したスキル
3. 「データサイエンス・データベース管理と分析スキル」: 統計学、データモデリングなどを含めたデータ収集、データ処理、データベース管理と分析したスキル
4. 「プロジェクト管理スキル」:管理ソフトウェアによる製品の主要なカスタマーサクセスの工数設定や指標を追跡管理するスキル 日本では、ほとんどの世代で共通して、「暗号化&サイバーセキュリティスキル」と「コラボレーションスキル」が、今後5年間で最重要なスキルとの認識です。 デジタルスキル改善において企業が果たすべき重要な役割とは何でしょう。世界的に拡大するスキルギャップに対処するために、企業はこれまで以上に重要な役割を担います。Salesforceは、以下のような人材開発プログラムを提供しています。そして、将来の人材育成に向けた取り組みを推進しています。 ・Trailblazer Community:Salesforceのエコシステム全体で、発表によれば1,500万人が参加するグローバルネットワーク。
・Trailhead:Salesforceの無料オンライン学習プラットフォーム。
・Pathfinder Training Program:Salesforce のエコシステムでキャリアを積むために必要な技術、ビジネス、およびソフトスキルを習得するための人材育成プログラム。
●日常とビジネスで必要となるデジタルスキルに大きなギャップが生じていることが明らかに
●今後5年間でビジネスに必要となる注目のデジタルスキルを発表 「Salesforceグローバル・デジタルスキル・インデックス2022」での調査結果として、以下が挙げられています。 ・回答者の約4人に3人(73%)が、「現在、ビジネスで必要なデジタルスキルが備わっていない」と感じている。
・76%の回答者が「今後5年間で必要となるデジタルスキルに備えられていない」と回答。
・回答者の82%が将来的に新しいスキルを学ぶことを計画している一方で、デジタルスキルの学習やトレーニングプログラムに積極的に参加しているのは28%に過ぎない。 「デジタルスキルギャップ」は企業にとって課題であると同時に、デジタル人材育成によりビジネスの競争力を確保する好機でもあります。デジタル人材への需要は、世界中で急増しています。今回の調査では、デジタルスキルに関するスコアを、以下の観点で評価しました。 ・将来必要なスキルに対しての準備状況
・スキルレベル
・リソースへのアクセス
・デジタルスキル向上に対する積極性 調査に参加した国別の平均値で最も高いスコアは100点中63点、全回答者の平均スコアは33点、日本の平均スコアは15点でした。 デジタルスキルの準備が整っていると感じている国もある一方で、以下のような課題が浮き彫りになりました。 ・デジタルスキルギャップの解消
・より包括的な労働環境の整備
・デジタルスキルの向上に対する早急な投資や取り組みの必要性 「Salesforceグローバル・デジタルスキル・インデックス2022」では、以下の世代別にデジタルスキルを調査しています。 ・Z世代(1997年~2002年生まれ)
・ミレニアル世代(1981年~1996年生まれ)
・X世代(1965年~1980年生まれ)
・ベビーブーマー世代(1956年~1964年生まれ) ソーシャルメディア(SNS)やWeb閲覧のような日常的なスキルは、ビジネスにおける中核的な業務で必要となるデジタルスキルというわけではありません。調査でも「日常的なデジタルスキルは、ビジネスに必要なスキルに必ずしも反映されない」ことが判明しました。以下のような結果が挙げられています。 ・Z世代の回答者の3分の2以上(64%)が「高度なソーシャルメディアスキルを持っている」と回答。
・Z世代の回答者の中で「高度な仕事で必要とされるデジタルスキルがある」と考える人は3分の1以下(31%)にとどまっている。 ただし、若い回答者が新しいスキルの習得に自信と意欲を持っていることも明らかになっています。 ・Z世代の3分の1以上が「今後5年間に必要なスキルの学習やトレーニングを積極的に行う」と回答したのに対し、ベビーブーマー世代では12%。 さらに、回答者がデジタルスキルレベルを3段階で自己評価する質問では、以下のような結果になりました。 ・日常的なデジタルスキルにおいて「上級者」と回答した人は全回答者のうち52%いる一方、ビジネスで使うデジタルスキルにおいて「上級者」と回答した人は25%にとどまる。 世界で今後5年間にビジネスで必要とされる5つの主要なデジタルスキルとして、以下が挙げられています。 ・「コラボレーションスキル」
・「デジタルなアドミニストレーション業務スキル」
・「暗号化&サイバーセキュリティスキル」
・「電子商取引スキル」
・「プロジェクト管理スキル」 日本においては、以下の4つが最も重要なデジタルスキルと考えられています。 1. 「暗号化&サイバーセキュリティスキル」:不正アクセスからデータを保護するためのスキル
2. 「コラボレーションスキル」:コミュニケーションを加速するツールを活用したスキル
3. 「データサイエンス・データベース管理と分析スキル」: 統計学、データモデリングなどを含めたデータ収集、データ処理、データベース管理と分析したスキル
4. 「プロジェクト管理スキル」:管理ソフトウェアによる製品の主要なカスタマーサクセスの工数設定や指標を追跡管理するスキル 日本では、ほとんどの世代で共通して、「暗号化&サイバーセキュリティスキル」と「コラボレーションスキル」が、今後5年間で最重要なスキルとの認識です。 デジタルスキル改善において企業が果たすべき重要な役割とは何でしょう。世界的に拡大するスキルギャップに対処するために、企業はこれまで以上に重要な役割を担います。Salesforceは、以下のような人材開発プログラムを提供しています。そして、将来の人材育成に向けた取り組みを推進しています。 ・Trailblazer Community:Salesforceのエコシステム全体で、発表によれば1,500万人が参加するグローバルネットワーク。
・Trailhead:Salesforceの無料オンライン学習プラットフォーム。
・Pathfinder Training Program:Salesforce のエコシステムでキャリアを積むために必要な技術、ビジネス、およびソフトスキルを習得するための人材育成プログラム。