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AIがオススメのコーヒーを提案するカフェロボット、経済産業省が別館1階のフロアに期間限定で導入

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New Innovationsは2023年7月31日、AIカフェロボット「root C(ルートシー)」を経済産業省に設置したと発表しました。同日より8月31日まで、期間限定でサービスを提供します。

「root C」は、完全無人・非接触でコーヒーを提供するAIカフェロボット。利用者はアプリを使って時間と受け取り場所を指定しさえすれば、待ち時間なしに淹れたてのコーヒーを受け取れます。コーヒーはロッカーから受け取るため、注文から受け取りまで非接触で済ませられます。

図1:AIを活用したカフェロボット「root C」(出典:New Innovations)

さらに、利用者の好みを診断できるのも特徴です。「root C MATCH」と呼ぶパーソナライズ診断機能を装備し、利用者のライフスタイルや嗜好に合わせたコーヒーを提案します。初回はコーヒーやライフスタイルに関する簡単な質問をもとにオススメのコーヒーを提示。コーヒーを飲んだ後に表示される質問に回答すると、AIがユーザーの好みを学習し、次回のオススメを提示します。

図2:「root C」の利用イメージ(出典:New Innovations)

そんな「root C」が、経済産業省の別館1階に設置されました。設置期間は7月31日から8月31日まで。24時間利用可能です(外部の人は20時まで購入可能)。

設置場所:経済産業省 別館 1階 (飯野ビル側エントランス)
住所:〒100-0089 東京都千代田区霞が関1-3-1

図3:経済産業省 別館の設置場所(出典:New Innovations)

なお、ロボットを用いた無人カフェは2021年6月、厚生労働大臣と経済産業大臣から新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)として認定されています。規制のサンドボックス制度では今回の無人カフェが、食品衛生法分野における飲食店営業の無人店舗に関する実証計画を主務大臣が認定した初めての事例となります。

経済産業省の担当者は今回の「root C」設置について、次のようにコメントしています。「規制のサンドボックス制度を活用して実証を行ったサービスに、経済産業省にて実際に触れられる機会ができたことを嬉しく思っています。経済産業省は、スタートアップのサービスを実際に活用しながら、このような取組を応援したいと考えています」。

New Innovationsは、ロボティクスを通じた付加価値創造を推進します。あらゆる業界の生産性向上や事業構造の変革、顧客体験の向上を実現し、企業の収益増加と産業の発展に貢献していく考えです。

関連リンク
株式会社New Innovations
「root C」サービスサイト

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