小売流通業向けソリューションを提供するipoca(イポカ)は2022年8月10日、同社サービス「ミセシル」の追加オプションとして、「ミセシル競合レシート」をリリースしたことを発表しました。「ミセシル」は、小売向けビッグデータ分析・デジタル人材育成サービスです。今回、mitorizと提携し、そのレシート購買データを活用した追加機能を提供します。
ipocaでは、小売流通向けに以下のようなサービスを提供しています。
・小売流通向けビッグデータ分析・デジタル人材育成サービス「ミセシル」運営
・小売流通向けAI需要予測サービス「アスシル」運営 これらは、AIを用いた独自サービスの開発および、ビッグデータの収集と分析によるものです。日本中の各商圏における、消費者位置情報データや購買データなど、大量の地域マーケティング情報と具体的な打ち手の情報を、365日24時間で収集しているといいます。 今回、同社はスーパーマーケット以外も含む多くの小売チェーン向けに、「ミセシル」の追加サービスとして、「ミセシル競合レシート」をリリースします。 これまで「ミセシル」では、商圏における「競合店の行動データ」の把握が可能でした。今回はそれに加え、商圏における「競合店舗の購買データ」を把握することも可能になりました。 このデータは、小売店の各店舗において、競合店舗で何がいくらで買われているかというものです。それにより、具体的かつ効果的な打ち手を見出せるようなサービスになっているとのことです。 今回リリースする「ミセシル競合レシート」では、mitorizより提供されたレシート購買データを使用しています。mitorizでは、メーカーや小売りなどのマーケティングを支援するサービスを提供しています。 「ミセシル競合レシート」で活用するレシートデータは、発表によれば100万人規模のレシート購買データになるとのことです。これまではレシート数量の問題で、競合店舗チェーン全体や、エリアでの比較しかできなかった購買分析を、商圏における各個別店舗ごとに行うことが可能になりました。 対象期間のレシートデータを集計し、各競合個別店舗のカテゴリの構成比や、商品売価を把握できるレポートの形にして提供します。 提供方法としては、ipocaのサービス「ミセシル」の追加オプションサービスとして、月次レポートの形式(発表日現在)で配信します。
・小売流通向けAI需要予測サービス「アスシル」運営 これらは、AIを用いた独自サービスの開発および、ビッグデータの収集と分析によるものです。日本中の各商圏における、消費者位置情報データや購買データなど、大量の地域マーケティング情報と具体的な打ち手の情報を、365日24時間で収集しているといいます。 今回、同社はスーパーマーケット以外も含む多くの小売チェーン向けに、「ミセシル」の追加サービスとして、「ミセシル競合レシート」をリリースします。 これまで「ミセシル」では、商圏における「競合店の行動データ」の把握が可能でした。今回はそれに加え、商圏における「競合店舗の購買データ」を把握することも可能になりました。 このデータは、小売店の各店舗において、競合店舗で何がいくらで買われているかというものです。それにより、具体的かつ効果的な打ち手を見出せるようなサービスになっているとのことです。 今回リリースする「ミセシル競合レシート」では、mitorizより提供されたレシート購買データを使用しています。mitorizでは、メーカーや小売りなどのマーケティングを支援するサービスを提供しています。 「ミセシル競合レシート」で活用するレシートデータは、発表によれば100万人規模のレシート購買データになるとのことです。これまではレシート数量の問題で、競合店舗チェーン全体や、エリアでの比較しかできなかった購買分析を、商圏における各個別店舗ごとに行うことが可能になりました。 対象期間のレシートデータを集計し、各競合個別店舗のカテゴリの構成比や、商品売価を把握できるレポートの形にして提供します。 提供方法としては、ipocaのサービス「ミセシル」の追加オプションサービスとして、月次レポートの形式(発表日現在)で配信します。
via ipoca.jp
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サービスの特徴として、以下が挙げられています。
1. | 競合店舗、また商圏全体の購買分析が可能になる | |
・自店の周辺にある競合店舗で「何の商品が」「いくらの価格で」「どのくらいの量が」売れているのか、を体系的に把握することができます。
・個別店舗レベルでの購買動向を把握することで、レポート形式によって一目で多くの購買データ項目を確認できます。
・それにより「競合店舗の支持されているカテゴリ」、「個別商品の売価や売れ行き」に加え、「商圏内に住む消費者の購買行動や需要」についても理解できます。
・結果的に、より確実な打ち手につなげることができます。
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2. | 成果の出せるデジタル人材の育成に貢献 | |
・従来、勘と経験に頼って行われてきた、小売店での「仕入れ」や「価格調整」のような施策の考案に、競合店舗の定量的な顧客購買データを活用できます。
・それにより、店長や従業員一人ひとりのデジタルデータ活用能力の向上が期待できます。
・日常の業務の中で、デジタルデータに触れながら施策を想起することで、特殊な研修などを行わずに、デジタル時代に対応して成果の出せる人材を育成していくことが可能です。
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3. | ID-POSに頼らない自社分析 | |
・ID-POSを導入していない企業では、「ミセシル競合レシート」によって、ID-POSデータに類似する分析が可能になります。
・自店舗を利用する顧客の年齢層や来店頻度など、購買傾向を把握することで、より深い顧客理解につなげることが可能です。
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広島県がPOSデータの分析活用講座を無償提供、データミックスが実施 –
データミックスは2022年7月15日、広島県主催の中小・ベンチャー企業に向けたPOSデータの分析活用講座において、知識習得と分析演習の2講座を実施すると発表しました。同日より募集開始します。
平均93.5%の高い精度が売りの来店人数予測サービス –
ipocaは2022年6月9日、店舗の来店人数をAIで予測するサービス「アスシル-来店人数予測」を発表しました。店頭での食品ロスや商品の廃棄ロス削減を見込みます。