インテックは2021年4月7日、複数のクラウドサービスのID認証を一元管理する「ID認証サービス」に新機能を追加したことを発表しました。多要素認証機能のほか、ユーザー管理機能、モニタリング・レポート機能などを追加しました。業務システムをクラウドに移行する企業が増える中、複数のクラウドを管理・運用しやすくする機能を用意し、利用者の利便性向上を図れるようにします。
主に次の3つの機能が追加されました。
1つは多要素認証への対応。IDとパスワードによる認証に加え、複数の認証方式(クライアント証明書認証、ワンタイムパスワード認証など)による多要素認証に対応しした。よりセキュアな認証環境を構築する用途に向きます。
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2つめはユーザー管理機能向けのAPI。複数のシステムやサービス間でID情報を連携させるためのAPIを用意します。APIを活用することで、認証機能の開発ノウハウがなくても、自社サービスにセキュリティレベルの高い認証機能を実装できるようになります。
3つめはモニタリング・レポート機能。クラウドサービス利用者のID登録、変更、削除といった利用状況を把握するモニタリング機能を追加しました。リアルタイムにユーザーの認証状況を確認でき、自社サービスへの利用状況を踏まえたマーケティング施策の立案などに役立てることが可能です。
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ID認証サービスの月額料金は1IDあたり300円から。初期費用は20万円(すべて税別)。