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第一生命が「レンタル移籍」導入、移籍先でDXや事業開発、戦略策定などの経験積む

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第一生命保険は、人材が元の組織に在籍しながら期間を定めて他社で働く「レンタル移籍」を導入しました。2022年4月より2名が移籍を開始します。仕組みを提供するローンディールが2022年4月4日、発表しました。

 第一生命保険は現在、従来からの顧客とのコミュニケーションに加え、デジタルなどの先進技術を活用したサービス拡充に取り組んでいます。今回のレンタル移籍は、こうしたサービス拡充を視野に入れた取り組み。ベンチャー企業で意思決定や事業開発経験を積み、経営目線を身につける人材育成を目指します。さらに顧客の体験価値向上に寄与する、デジタル改革を推進できる中核人材の育成も図ります。
図1:第一生命保険が導入した「レンタル移籍」の仕組み

図1:第一生命保険が導入した「レンタル移籍」の仕組み

 2022年4月から6カ月間、2名の社員が移籍先企業の業務に携わります。移籍者と移籍先企業、業務内容は次の通りです。 笠井ちさと氏(35歳)
移籍先企業:株式会社チカク(スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる「まごチャンネル」を開発・販売)
業務内容・目的:業提携やサービス開発を含めたスケーラブルなチャネル、および事業機会の創出などに取り組む 竹内晴哉氏(35歳)
移籍先企業:株式会社Relic(新規事業開発やイノベーション創出を推進する事業共創カンパニー)
業務内容・目的:新規事業の戦略策定、事業検討・検証などを担当  レンタル移籍の仕組みを提供するローンディールは今後、レンタル移籍を通じて大企業の人材育成や、イノベーションを創出できる組織作り、ベンチャー企業の事業推進を支援していく考えです。

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