MENU

ニュース

のどの写真だけで“コロナかも”が分かる!? AI医療機器が国内初の薬事承認を取得

  • URLをコピーしました!

のどの写真だけで新型コロナの一次判定が可能になりました。アイリス株式会社のAI搭載カメラ型医療機器「nodoca」に新たなコロナ判定機能が追加され、2025年10月2日付で薬事承認を取得。発熱外来の現場を変える可能性があります。 

nodoca新機能の中身と臨床現場への意味 

アイリス株式会社が開発するカメラ型AI医療機器「nodoca」は、咽頭画像と問診情報をAIで解析する診断支援ツールで、もともとインフルエンザ判定で承認・保適用を受け、2022年12月の販売開始以降、2,000台以上が導入され、10万人超の診療に利用されてきました。今回、同機器に新たに追加された新型コロナウイルス感染症の判定機能が、2025年10月2日付で薬事承認を取得しました。承認は既存の医療機器に機能を追加する「一部変更申請」を経て得られたものです。 

技術面では、100万枚を超える咽頭画像を基に学習したAIモデルを活用し、画像所見と診療情報の組合せで判定を行います。AIの判定は医師の診断支援を目的としており、最終診断は医師の判断に委ねられる設計です。PMDAが公開する範囲では、咽頭画像を用いたコロナ判定AIとして国内初の薬事承認である点も大きな意義です。 

臨床への影響としては、発熱外来や初期スクリーニングでの一次判定により、PCRや抗原検査の振り分けや待機時間短縮、医療従事者の負担軽減が期待されます。一方で、画像撮影条件や問診精度に依存するため、運用マニュアル整備や撮影教育、フォローアップ検査の基準設定が必要です。承認取得はNEDOの「UPP」採択(2025年8月1日)など公的支援と相補的に進められた成果でもあり、国産スーパーコンピュータ等を活用した産官学医の連携が背景にあります。 

最後に、nodocaの新機能は発熱外来のDXを前進させる実例です。今後は実運用でのデータ蓄積と安全管理、運用ルールの明確化が普及の鍵となるでしょう。 

詳しくは「アイリス株式会社」の公式ページまで。 
レポート/DXマガジン編集部 

シェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • 週刊SUZUKI
  • 日本オムニチャネル協会
  • 公式LINEメンバー

お問い合わせ

取材のご依頼やサイトに関するお問い合わせはこちらから。

問い合わせる