時価で動く鮮魚の仕入れは、チェーン本部の原価管理と経理に負担をかけてきました。魚ポチ(フーディソン)とインフォマートの『BtoBプラットフォーム』連携が、日々変動する鮮の仕入れデータを月次で自動取り込みし、現場の負担を軽減すると同時に本部の統制力を高めます。導入がもたらす実務的な変化を整理します。
月次自動連携で「時価商品の見える化」と経理工数削減を両立
株式会社フーディソンが運営する飲食店向け生鮮EC『魚ポチ』は、インフォマートが提供する『BtoBプラットフォーム』とデータ連携を開始しました。本連携では、魚ポチで確定した品目・数量・価格の利用データを月次で自動的に取り込みます。これにより、多店舗展開する飲食チェーンの本部は、日替わりで価格が変わる「時価」の鮮魚についても、店舗ごと・品目ごとの仕入れ実績を正確に把握できるようになります。プレスリリースは、仕入れデータの一元管理が原価管理の精度向上と請求処理の簡素化につながると明示しています。
現場側の利点も明確です。魚ポチはこれまで料理人がウェブ経由で産地や中央卸売市場から食材を手配できるサービスとして、1尾単位の配送や登録店舗数4万店超といった実績を持ちます。今回の連携によって、店舗は時価を反映した受発注を行いながら、日々の仕入れ報告やエクセル集計といった手作業を減らせます。プレスリリースによれば、経理担当者の請求処理や会計連携にかかる工数も大幅に削減され、本部はより分析や戦略立案に注力できるようになります。
導入の狙いとして、フーディソンは「産地から飲食店のバックヤードまで、料理人の創造性を最大限に引き出す」ことを掲げています。インフォマートは業界で110万社以上が利用するプラットフォームを運営しており、両社の連携は本部の統制力と現場の調達自由度を両立させる実務的な解として提示されています。プレスリリースでは、データをシームレスに連携することで、原価管理の精緻化と経理作業の効率化を同時に実現するとしています。
月次での自動取り込みは、従来難しかった「時価」の可視化を可能にし、経理・購買の現場改善に直結します。多店舗展開企業の実務負担を削ぎ、経営判断のスピードを高める一手となるでしょう。
詳しくは「株式会社フーディソン」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部






















