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ソフトウェア協会、学校教育DXに向け保護者や先生の悩み・課題を募集

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一般社団法人ソフトウェア協会は2021年7月19日、協会内のプログラミング教育委員会が学校教育のDXを支援する「学校×IT変えよう運動」を開始することを発表しました。「GIGAスクール構想」や「プログラミング教育」「校務の効率化」などの悩みや課題を共有し、デジタル化を促進できるようにします。

 学校では児童生徒に1人1台ずつ端末を持たせるなど、教育のデジタル化が進みつつあります。その一方で、保護者からは「端末やアカウント管理の作業など、教育現場の負担が大きい」「端末のセキュリティポリシーが厳しくて、アプリの配置すら変えられない」「端末の利用が学校内に限定されている」などの声があります。「欠席連絡をいまだに連絡帳で近くの子に持って行ってもらわなければならない」「学校からの連絡が紙媒体ばかりだ」という声もあります。  そこでプログラミング教育委員会は、こうした状況を課題と認識し、教育関係者や保護者などのDX推進を支援することを目的に、「学校×IT変えよう運動」を立ち上げました。まずは、Twitterハッシュタグ「#IT保護者の会」を用意し、悩みや課題など集めていく予定です。  なお、これまでの投稿例は以下の通りです。 <保護目線の投稿例>
・子どもが体調不良を訴えたため学校を休ませたい。仕事前に病院へつれていきたいし、メールやメッセンジャーなどオンライン上で簡潔にすませたいのに、連絡帳に記入して、近くの家の子どもにお願いしなければならないのはなぜだろう。#IT保護者の会
・今日、久々に現金を下ろした。なぜなら、給食費を子どもへ渡すため…#IT保護者の会
・GIGAスクール到来!子どもがiPadを持って帰ってきた!禁止事項ばかり書かれたわら半紙と共に#IT保護者の会
・パソコンに教科書のデータが入っていれば荷物が軽くなるのに#IT保護者の会
・帰ってからも楽しそうにタブレットを触っている。今日は学校から帰宅後、タブレットを使って習ったことを教えてくれた。#IT保護者の会
・端末を持ち帰るようになってから、動画配信ばかり見ているので、20時までというルールを作って、家のWiFiを子どもが寝るまで落とすようになった。#IT保護者の会 <教育機関・先生目線の投稿例>
・先生に与えられたPC端末と子どもたちのPC端末はメーカーも機種も違う。画面に表示させて説明するとき、ボタンの位置・見え方が変わると子どもは困惑するし、子どもたちのPC端末の使い方を聞かれても、自分のと異なるから、わからない…#IT保護者の会
・子どもたちにパソコンを配布したのはいいけど、この管理って誰がどうするんだろう。先生に負担させるのはやめてほしい#IT保護者の会
・子どもにOSのアップデートしてもいいですかって聞かれた。私もわからない。いつ、どのタイミングならやっていいのか、リアルタイムな情報が欲しい#IT保護者の会
・子どもに端末を配布して3カ月、私たちが知らない機能を使いこなしてる…さすがデジタルネイティブ#IT保護者の会
・テストの採点が未だにアナログ。オンライン上で回答&採点できれば、データもすぐ集計できて効率できる#IT保護者の会
・まだパソコンを慣れてない子たちが、家やクラブで使い慣れている子たちに使い方を聞くようになって、子ども同士で教えあうようになった。今まででは先生に聞いていたのに#IT保護者の会  「学校×IT変えよう運動」は同年7月19日より開始します。集めた意見はプログラミング教育委員会で共有するとともに、一般社団法人ソフトウェア協会としてソフトウェアの業界団体でサポートを検討・実施する予定です。

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