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凸版とサイバーリンクスが流通DXで提携、商談から販促までのデータ基盤の構築支援

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凸版印刷とサイバーリンクスは2021年5月12日、業務提携を締結したことを発表しました。凸版の販促支援システム「PROMO CORE」と、サイバーリンクスの商談支援プラットフォーム「C2Platform」により、商品データを機軸とするサービスの連携と販売協力を行います。そして新たなサービス開発を行って、小売業の事業拡大に貢献し、流通業界の発展と食品ロスなどの社会課題解決にも寄与できるようにすることが目的です。

 今回の業務提携では、凸版の販促支援システム「PROMO CORE(プロモコア)」と、サイバーリンクスの商談支援プラットフォーム「C2Platform」を連携します。それによって商談から営業企画・販促までをシームレスにつなぎ、小売業における営業業務全体の効率化や、データ利活用の加速を支援します。  凸版印刷が提供する「PROMO CORE」は、流通小売業向けの販促支援システムです。もともと、チラシを中心とした業務フロー・商品情報管理を基本に設計されていて、販促に必要な消費者向け商品情報を一元管理できます。  また、サイバーリンクスの「C2Platform」は、食品流通業界における「商談」に関わるさまざまな情報を共有・連携するための、小売業向け商談支援サービスプラットフォームです。同社は2021年6月1日に「C2Platform」をリリースする準備を整えています。  今回この2つのシステムを掛け合わせることで、営業業務におけるデータ流通・管理の分断を解消します。そして、小売業における商品データ基盤整備を構造化することで、業務効率化や情報共有をさらに促進できるようにします。
図1:システム提携のイメージ図

図1:システム提携のイメージ図

 今後、両社は、販売面においても連携します。C2PlatformとPROMO COREの組み合わせで、小売業の営業業務支援におけるデファクトスタンダードにすることを目指します。また、C2Platformの商談情報と、PROMO COREの販促情報を活用する新しいサービスの共同開発を行います。商談情報と販促情報を連携させ、小売業および流通業界全体に対して新たな価値を提供するサービスの開発に取り組んでいくことで、業界全体のDX促進に貢献していきます。

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