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国分グループが経理業務を支援するソリューション導入、OCRやAIを駆使して請求情報の登録を自動化

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国分グループ本社は、経理業務を自動化するソリューション「Remota(リモタ)」を導入しました。2023年11月1日から稼働を開始しました。導入を支援したNTTデータ・スマートソーシングとファーストアカウンティングが2023年11月13日、発表しました。

国分グループは食品や酒類を扱う卸売事業社。約3万5000社の得意先と約1万社のメーカーと取り引きする中、経理業務の効率化が求められていました。電子帳簿保存法やインボイス制度などといった法制度対応も必要な中、業務の見直しを迫られていました。

そこで同グループは、経理業務の自動化を支援するソリューション「Remota」を導入。取引先などとの請求書の管理自動化に踏み切ります。

「Remota」は、請求書に記載する日付や金額、仕入先などの情報をOCRで読み取る機能を装備。さらにAIを使って金額を検算したり、勘定科目を特定したりします。ワークフローシステムと連携し、取引先などからの請求書を上司に申請するといった使い方も可能にします。

国分グループでは、証憑を保存したクラウドストレージ「Box」と「Remota」をAPIで連携。Boxに保存する請求書を自動処理し、事前設定したルールに基づく確認プロセスを経るまでを自動化しました。なお、承認された請求情報はcsvファイルを使って自社システムに登録します。紙で受け取った証憑も電子化し、Boxで一元管理できるようにしました。

図1:「Remota」導入前と導入後の経理業務の流れ(出典:NTTデータ・スマートソーシング)

同グループはこれまで、紙で受け取った証憑はグループ各社の経理部に郵送し、経理担当者が自社システムに手動で請求情報などを登録していました。その後、原本を使って承認を得るようにしていました。メールなどで受け取った電子証憑の場合、クラウドに保存したのち、メールアドレスを付与して管理するプロセスを取っていました。

請求書の処理を自動化することにより、同グループはスキャナを使った証憑の保存体制を確立するとともに、業務の効率化、確実性を担保する体制も整備しました。

関連リンク
株式会社NTTデータ・スマートソーシング
ファーストアカウンティング株式会社
プレスリリース


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