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インバウンドが増えると越境ECで日本商品が売れる? 越境ECに関する調査結果

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ジグザグは2023年5月22日、越境ECに関する調査結果を発表しました。英語圏とアジア圏に国籍を置く10代から60代の男女281人に調査を実施しています。日本に関する情報収集源や訪日経験、日本商品の購入経験などを聞いています。

 日本に関する情報収集源を聞いた結果が図1です。英語圏とアジア圏の国籍別に聞いています。
図1:日本に関する情報収集源

図1:日本に関する情報収集源

 英語圏では「ネットニュース・アプリ」がもっとも多く53.7%でした。アジア圏では「Instgram」がもっとも多く58.1%でした。  英語圏では「YouTube」の利用が50.4%で、アジア圏と比べて高い傾向にあります。動画で日本の情報を積極的に収集していることが窺えます。アジア圏では「SNS」の中でも「Instagram」「Facebook」が上位に入っています。友人・知人の投稿やコミュニティからの情報を参考にしていることが窺えます。  訪日経験と日本商品の購入経験を聞いた結果が図2です。英語圏とアジア圏の国籍別に聞いています。
図2:訪日経験と、日本商品の購入経験

図2:訪日経験と、日本商品の購入経験

 英語圏では「訪日経験あり」と答えた人の84.5%が「(日本のECサイトで商品の)購入経験あり」と回答しています。訪日したことがない人に比べて24ポイント高くなっています。アジア圏でも訪日経験者の購入割合が高くなっています。「日本商品の購入経験割合」も英語圏に比べて高い傾向が読み取れます。  では、日本商品を購入したことのある人は、どんな商品を購入しているのか。英語圏を対象に、商品の購入カテゴリを聞いた結果が図3です。
図3:日本商品購入カテゴリ(英語圏)

図3:日本商品購入カテゴリ(英語圏)

 英語圏では「アニメ・玩具・ゲーム」がもっとも多く43.8%でした。2位は「ファッション」で42.9%、3位は「アート・ハンドメイド」で30.6%となりました。3位以下も「書籍」「音楽・映像・DVD」「ビデオゲーム」など、日本カルチャーに関連のある商品の人気が高くなっています。  アジア圏を対象に、商品の購入カテゴリを聞いた結果が図4です。
図4:日本商品購入カテゴリ(アジア圏)

図4:日本商品購入カテゴリ(アジア圏)

 アジア圏では、「ファッション」がもっとも高く56.2%でした。「靴・バック」が31.3%で続きます。  英語圏の商品購入カテゴリと比較すると、アパレルカテゴリの人気が高くなっています。英語圏ではランクインしなかった「グロッサリー・グルメ」が2割程度を占めるなど、越境ECを利用して食品も購入されていることが分かります。  なお、調査を実施したジグザグは越境ECに関する状況をまとめた「越境EC・ウェブインバウンド白書」を公開しています。
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