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教育機関のデジタル化を促進、デジタル学生証とは

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株式会社Receptが提供するスマートフォンアプリ「proovy」が、アカデミーオブランゲージアーツに公式アプリとして正式に導入されました。この取り組みにより、アカデミーオブランゲージアーツの生徒は、学校公認のデジタル学生証をproovyアプリを通じて管理することができます。これまでの物理的な学生証に代わり、デジタル証明書を使用することで、学校運営の効率化と生徒の利便性向上を図ることが期待されています。

proovyは、従来の学校の運営において発生していた煩雑な手続きやコストを削減し、簡単かつ安全にデジタル証明書を発行する仕組みを持っています。独自に開発した受け取りプロセスにより、学生や学校側は複雑な操作を強いられることはありません。デジタル学生証は項目単位で外部に提示できるため、例えば、必要な情報のみを選択して共有することが可能です。これにより、不要な個人情報がネットワーク上で流出するリスクを回避できます。

さらに、学生証のデータの安全性も高められており、スクリーンショットや偽装画像の作成を困難にする仕様が取り入れられています。これにより、学生証の不正利用を防ぎ、教育機関が信頼して使用できる環境を提供します。特に教育現場では、利便性だけでなく安全性が求められるため、この技術は大きな意義を持っています。

DID(Decentralized Identifier)およびVC(Verifiable Credential)技術は、まだ社会実装レベルとしては黎明期にありますが、教育領域はその活用が期待される重要な分野です。DID/VC技術を活用することで、デジタル証明書のシステムが標準化されることにより、さまざまな教育機関での導入が進むと考えられています。このような技術革新は、教育現場におけるデジタル化を加速し、新しい学びの形を提供することになります。

新しいデジタル証明書のスタンダードが、学生や教育現場にどのような変革をもたらすのか、今後の展開が非常に楽しみです。

【関連リンク】
株式会社Recept
https://recept.earth/

執筆:DXマガジン編集部

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