桃谷順天館は2023年8月23日、女子大学との産学実践学習を実施したことを発表しました。授業と成果発表会を実施し、今後は学生のアイデアの商品化を検討する予定です。
桃谷順天館はグローバルに活躍するビジネスパーソン育成に貢献したいという思いから、大学生の長期インターンシップを受け入れています。“美と健康”の領域に貢献する製品開発、技術開発の多くを、長期インターンシップ生が担っているといいます。
そんな同社が今回、武庫川女子大学経営学部で実践学習を実施。2週間に1度、商品企画の立て方やプレゼン資料の構成などを教える授業を実施しました。
さらに2023年8月4日には成果発表会を開催。武庫川女子大学の生徒15人が3人ずつの5チームに分かれ、10分間のプレゼンを実施しました。同年代の大学生もオーディエンスとして参加。質疑応答も実施し、各々の企画の意見交換などにも取り組みました。
その結果、社員が選ぶ最優秀賞“桃谷順天館賞”は、“SNS映えする日焼け止め”を提案したチームが受賞。現在の市場にない大胆なアイデアが評価されました。
なお、特別賞には消費者自らカスタマイズできる化粧水を提案したチームが受賞、大学生らが選ぶオーディエンス賞には、“捨て色”が出ない自分に似合う色を作れるリップパレットを提案したチームが受賞しました。
同社は今後、これらのアイデアを製品開発に役立てる考えです。特に優秀な提案については、一部アイデアの実現を目指す予定です。
関連リンク
株式会社桃谷順天館
武庫川女子大学
経営学部 実践学習
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