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ISTソフトウェア、ペーパーレス化と押印電子化で年間870万円のコストを削減

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システム・インテグレーターのISTソフトウェアは、クラウド型ERPパッケージ「ZAC Enterprise」を導入しました。ペーパーレス化や押印の電子化を実施してコスト削減を図ります。ERPを提供するオロが2021年3月10日に発表しました。

 ZAC Enterpriseは、プロジェクトや販売、購買、経費などの管理モジュールで構成するクラウド型ERP。予定表や文書管理などの情報系のモジュールも用意し、用途に応じてモジュール単位での利用が可能です。シングルサインオンや財務会計システムと仕訳データを連携する機能も備えます。  ISTソフトウェアが利用した機能の1つが業績管理。これまで複数のExcelファイルを使って管理していたため、二重入力や転記といった無駄が発生していました。ZAC導入により、こうした無駄を解消。部署によっては1人あたりの残業時間を10時間以上削減しました。
図1:ISTソフトウェア 経営企画部部長 稲葉博史氏(...

図1:ISTソフトウェア 経営企画部部長 稲葉博史氏(左)と営業統括部次長 諸石大氏

 従来より「脱ハンコ」を目指していましたが、ペーパーレス化と押印の電子化を実現したことで、押印申請、紙の印刷に関わる人件費、諸経費など、年間870万円を削減できると見込んでいます。  今後はコロナ禍でも本業に注力できる環境づくりを進め、自社製品などの拡大を図っていく考えです。

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