一般社団法人日本オムニチャネル協会は2025年2月28日、年次カンファレンス「オムニチャネルDay2025」を開催します。2025年のテーマは「Co-Creation for the Future (未来への共創)」。業界という枠を超えた多彩な登壇者が集結し、企業が成長するために不可欠な「共創」の可能性を追求します。
業界の垣根を超えた多彩な登壇者が勢揃い
「オムニチャネルDay」は、日本オムニチャネル協会が主催する年次イベント。第2回となる2024年は約650人もの人が参加しました。第3回となる今回のテーマは、「Co-Creation for the Future(未来への共創)」。企業の競争力を高める手段として期待される「共創」がテーマのセッションを多数用意します。業種や業界、専門領域の異なる多彩な登壇者を招き、登壇者ならではの視点で「共創」の必要性を訴求します。
さまざまな経歴や専門領域を持つ登壇者が勢揃いしています。基調講演にはロボット開発の第一人者であるAVITA株式会社代表取締役社長 CEO/CTO兼大阪大学大学院基礎工学研究科教授の石黒浩氏が登壇。「アバターと未来社会」と題し、アバターの可能性や企業が活用する方法について講演します。
さらに特別対談では、2024年に上場を果たし注目を集めているタイミー代表取締役の小川嶺氏が登壇。日本オムニチャネル協会会長の鈴木康弘と「人手不足時代のスポットワークの用い方」と題した対談を実施します。
石黒氏や小川氏に加え、さまざまなジャンル、業界に精通する16名のゲストが登壇し、共創を前提とした未来を語ります。本カンファレンスでは「共創」というテーマを全面に打ち出し、参加者同士による共創の機会創出も図ります。出会いやつながりを通じて「共創」を促進することで、参加者の新たなビジネス創出に貢献していくことも目指します。
本カンファレンスでは、企業の優れたDX推進を表彰する「DXイノベーション大賞」の表彰式も同日開催します。ITやデジタルを駆使して自社を改革するDXの重要性が高まる中、DXで効果を上げた企業を表彰します。日本オムニチャネル協会は表彰制度を通じて、イノベーションに挑む風土醸成DXを推進する組織づくりの取り組みを支援します。
「オムニチャネルDay」の概要は以下の通りです。なお参加は定員になり次第締め切りますので、お早めにお申込みください。
【オムニチャネルDay開催概要】
イベントタイトル:オムニチャネルDay2025
開催日時:2025年2月28日(金)
会場:虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー)
参加費:無料
主催:一般社団法人日本オムニチャネル協会
※会員企業優先 1社5名まで
オムニチャネルDayについて
https://omniassociation.com/association/omnichannelday
【講演一覧】
基調講演:「アバターと未来社会」
登壇者:
AVITA株式会社代表取締役社長 CEO/CTO 石黒浩
特別対談:「人手不足時代のスポットワークの用い方」
登壇者:
株式会社株式会社タイミー代表取締役 小川嶺
一般社団法人日本オムニチャネル協会会長 鈴木康弘
総合講演:「オムニチャネル協会2025年度の挑戦」
登壇者:
一般社団法人日本オムニチャネル協会会長 鈴木康弘
講演1-1:「D2Cの本質を探る!!エンゲージメントファーストを実現する「北欧、暮らしの道具店」の過去、現在、未来」
登壇者:
株式会社クラシコム代表取締役社長 青木耕平
ISラボ代表 渡部弘毅
講演1-2:「地方リテールが考える成長戦略とは?」
登壇者:
スーパーサンシ株式会社 専務取締役 NetMarket事業本部長 システム部/開発部統括 高倉照和
株式会社いちやまマート 取締役 社長室 室長 辻隆元
店舗のICT活用研究所代表 郡司昇
講演2-1:「「資さんの進化と挑戦」~北九州の資さんから、日本そして世界の資さんへ~」
登壇者:
株式会社資さん 代表取締役社長 佐藤崇史
株式会社CaTラボ 代表取締役 逸見光次郎
講演2-2:「スポーツ業界から学ぶビジネス組織の在り方」
登壇者:
マネジメントコンサルタント ラグビー解説者 後藤翔太
株式会社吉野家CMO 田中安人
講演3-1:「情シス変革元年」
登壇者:
株式会社星野リゾート 情報システムグループ グループディレクター 久本英司
株式会社ecbeing代表取締役社長 林雅也
講演3-2:「教育×ビジネスで社会変革に挑戦しろ!~リアルドラゴン桜が実践した人と企業の変革~」
登壇者:
株式会社学びエイド代表取締役社長 廣政愁一
株式会社やる気スイッチグループ 執行役員 事業ディベロップメント本部長 兼 店舗企画運営本部長 クロス・アンブレラ 代表社員 亀卦川篤
※講演タイトルは、変更になることがあります。
【スポンサー企業】
DXイノベーション大賞スポンサー:株式会社ecbeing
シルバースポンサー:SCSK株式会社、株式会社カンリー、株式会社グロースX、セントリックソフトウェア株式会社、株式会社クロスビット、株式会社Faber Company
ネットワーキングスポンサー: 株式会社visumo
パートナー:株式会社デジタルシフトウェーブ
【登壇者プロフィール】
石黒 浩
AVITA株式会社・代表取締役社長 CEO/CTO
滋賀県生まれ。ロボット工学者。大阪大学大学院基礎工学研究科教授(大阪大学栄誉教授)。ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。ムーンショット方研究開発制度プロジェクトマネージャー。大阪関西万博EXPO2025テーマ事業プロデューサー。AVITA株式会社CEO代表取締役。遠隔操作ロボット(アバター)や知能ロボットの研究開発に従事。人間酷似型ロボット(アンドロイド)研究の第一人者
小川 嶺
株式会社タイミー 代表取締役
1997年4月13日生まれ。立教大学経営学部卒。2017年8月にアパレル関連事業の株式会社Recolleを立ち上げるも1年で事業転換を決意。様々なアルバイトを掛け持ちする日々の中で「応募から勤務、報酬の受け取りが一つのアプリで完結できたら」と感じ、スキマバイトアプリ「タイミー」を開発。2018年8月10日よりサービスを開始した。「一人ひとりの時間を豊かに」というビジョンのもと、様々な業種・職種で手軽に働くことができるプラットフォームを目指す。Forbes JAPAN発表の「日本の起業家ランキング2024」では2位にランクイン。趣味は将棋で認定3段の腕前。
青木 耕平
株式会社 クラシコム 代表取締役社長
1972年生まれ。2006年、実妹である佐藤友子と株式会社クラシコム共同創業。2007年より北欧ビンテージ雑貨をEC販売する「北欧、暮らしの道具店」を開業。現在では「フィットする暮らし、つくろう。」をミッションにライフカルチャープラットフォームとして、様々な商品を取り扱いながら、日々の暮らしに関するコラムや映像を制作・配信するとともに、企業へのブランディング支援を行うなど、ライフカルチャーにまつわる事業を展開中。
高倉 照和
スーパーサンシ株式会社 専務取締役 NetMarket事業本部長 システム部/開発部統括
三重県出身。学生時代より生鮮宅配の実現化に向けての課題に取り組む。NYでの商社勤務後、貿易会社を創業、社長を務める。1996年よりスーパーサンシ代表取締役を11年間務める。2019年5月より「JAPAN NetMarket」を立ち上げFC展開を開始。2024年11月にてFC加盟店舗数100店舗、流通総額150億円を突破。全国各地を回り、大手に勝てるネットスーパー導入、実戦を熱くサポート中。
辻 隆元
株式会社いちやまマート 取締役 社長室 室長
京都市生まれ。大学卒業後、大手コンサルティング会社に入社。フランチャイズビジネスの拡大およびフランチャイズ本部のビジネスモデル(儲かる仕組み)作りを通じて、チェーン運営の基礎を学ぶ。手がけたフランチャイズ事業は、約30事業6000店舗を超える。2010年、同社子会社をMBO。年商を約20倍に成長させる。2020年より現職。経営企画部門として、プライベートブランド商品「美味安心」、高質な生鮮商品を中心としたチェーン戦略の設計と遂行を担う。
佐藤 崇史
株式会社資さん 代表取締役社長
広島県出身。1997年慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、ソニー株式会社、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)を経て、 2006年株式会社ファーストリテイリングに転じ、経営変革・グループ戦略・人事・店舗運営・社長室等の責任者を歴任。 経営変革を推し進めた。2018年3月より株式会社資さんの代表取締役社長に着任。すかいらーくグループ入り後も、資さんのさらなる成長に向けて陣頭指揮をとる。
後藤翔太
マネジメントコンサルタント ラグビー解説者
大分県出身 。桐蔭学園高校ラグビー部で主将を務め全国ベスト8。その後、早稲田大学に進学し二度の日本一を経験。社会人では神戸製鋼でプレー、主将も務めた。また新人賞、ベスト15を獲得し、日本代表にも選出された(cap8)。引退後、追手門学院女子ラグビー部の創設と同時に監督に就任、創部3年で高校、大学共に日本一となる。退任後、株式会社識学にマネジメントコンサルタントとして入社。2019年度より株式会社識学から出向し、早稲田大学ラグビー部のコーチに就任。就任初年度でチーム11年ぶりの日本一を奪還した。現在は識学に戻り、マネジメントコンサルタント、ラグビー解説者として活動。2023年NHK、JSPORTSにてワールドカップ解説を務める。著書に『パスの真髄』、『ラグビー勝負のメカニズム』。
久本 英司
星野リゾート 情報システムグループ グループディレクター
軽井沢移住をきっかけとして星野リゾートに入社。温泉旅館のひとり情シスでリゾートライフを送る予定が、海外拠点を含む全国70拠点に急拡大。既存のホテル運営の枠に囚われない戦略を実現するために独自のシステム構築の必要に迫られ、グループ全施設の予約システムをはじめとしたSoE、基幹系や管理系などのSoR、Wi-Fi、セキュリティ、IoTに至るまで、内製チームによるイニシアチブの獲得を目指して日々模索中。
廣政愁一
株式会社学びエイド代表取締役社長 学校法人先端教育機構 社会構想大学院大学教授
東進ハイスクール・河合塾の予備校講師としてキャリアを積み、30代で日本初の学校内予備校「RGBサリヴァン」を立ち上げ。放課後の高校校舎を借り、その学校の生徒に勉強を教えるという「学校内予備校」経営のパイオニアとなった。「リアルドラゴン桜」と呼ばれる。2015年5月に映像授業の配信サービスを提供する「株式会社学びエイド」を設立。現在は、代表取締役社長を務めながら、社会構想大学院大学にて「教育ビジネス」「教育コンテンツ」を専門領域に教授を務めている。著書は『勉強がしたくてたまらなくなる本』や『進撃の英語』(双方ともに講談社)など多数。
日本オムニチャネル協会
会長:鈴木康弘
株式会社デジタルシフトウェーブ代表取締役社長
1987年富士通に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。1996年にソフトバンクに移り、営業や新規事業企画に携わる。1999年にネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立し、代表取締役社長に就任。2006年にはセブン&アイHLDGS.グループ傘下に入る。2014年にはセブン&アイHLDGS.執行役員CIOに就任し、グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。2015年に同社取締役執行役員CIOに就任。2016年に同社を退社し、2017年にデジタルシフトウェーブを設立。代表取締役社長に就任。他に、SBIホールディングス社外役員、東京都市大学特任教授を兼任。
専務理事:林雅也
株式会社ecbeing代表取締役社長
1997年、学生時代に株式会社ソフトクリエイトのパソコンショップで販売を行うとともに、インターネット通販の立ち上げに携わる。1999年にはECサイト構築パッケージ「ecbeing」の前身である「ec-shop」を開発し、事業を推進。2005年に大証ヘラクレス上場、2011年に東証一部上場へ寄与。2012年には株式会社ecbeingの代表取締役社長に就任。2018年、全農ECソリューションズ(株)取締役 JAタウンの運営およびふるさと納税支援事業を行う。2020年からは日本オムニチャネル協会の専務理事を務め、ECサイト構築パッケージecbeingの導入サイトは1600サイトを超える。
理事:逸見光次郎
CaTラボ 代表取締役
1994年に三省堂書店に入社し、神田本店や成田空港店などで勤務。1999年にソフトバンクに移り、イーショッピングブックスの立ち上げ(現:セブンネットショッピング)。2006年にはアマゾンジャパンに入社し、ブックスのマーチャンダイザーを務める。2007年にイオンに入社し、ネットスーパー事業の立ち上げ後、デジタルビジネス事業戦略担当となる。2011年、キタムラに入社し、執行役員EC事業部長を経て、2017年にオムニチャネルコンサルタントとして独立。現在はプリズマティクスアドバイザーやデジタルシフトウェーブのスペシャリストパートナーなどを務める。
渡部弘毅
ISラボ代表
日本ユニシス(現BIPROGY)、日本IBM、日本テレネットを経て、2012年にISラボを設立。お客様の心理ロイヤルティを構造化し、アンケートから定量化して施策に繋げる独自の方法論を提唱。ファンづくりの科学的かつ実践的なコンサルティング手法が注目され、各協会や団体、学術での研究活動や啓蒙活動にも積極的に取り組んでいる。一般社団法人地域マーケティング経営推進協議会の理事も務める。「ファンをつくる顧客体験の科学 『顧客ロイヤルティ』丸わかり読本」、「お客様の心をつかむ心理ロイヤルティマーケティング」、「営業変革しくみを変えるとこんなに売れる」を出版。日本オムニチャネル協会ロイヤルティマーケティング分科会 リーダー、コールセンタージャパン5年後のコンタクトセンター研究会リーダー、東京理科大学大学院 経営学研究科 椿研究室 Consumer Well-being研究チームを兼任。
田中安人
グリッドCEO
吉野家CMO
公益財団法人日本スポーツ協会 ブランド戦略委員会委員
東証一部上場企業で戦後初倒産を経営企画室にて経営者と対峙し代表解任動議、会社分割、会社譲渡、社員移籍を推進しながら会社の清算を完逐。その後、アドバタイジングエージェンシー創業、銀河系最強集団レアル・マドリード招致、女子十二楽坊第54回紅白歌合戦出場経験後、マーケティングコンサルティング会社を創業する。はなまるうどん、吉野家CMO、日本のスポーツの未来設計、各種スポーツ団体組織変革、エンターテイメント企業変革で株価上昇実現させる。スポーツ界&ビジネス界の両方において成果が出る独自フレームワークで組織変革、リーダーシップ育成を得意領域とする。
亀卦川篤
株式会社やる気スイッチグループ 執行役員 事業ディベロップメント本部長 兼 店舗企画運営本部長 クロス・アンブレラ 代表社員
1991年に凸版印刷に入社し、営業部門で印刷、キャンペーン、イベント、スペースデザインを担当。1994年、日本初のインターネットサイト立ち上げに参画し、その後デジタル業務の新事業開発や企画営業に従事。2006年、博報堂とのジョイントベンチャーでCRMエージェンシー「BrandXing」を設立し取締役に就任。2010年には凸版印刷に帰任し、電子チラシ事業などを管掌。2021年、「クロス・アンブレラ」を設立しコンサルティング事業を展開。2022年4月からHabitat株式会社の取締役として活動し、一般社団法人次世代データマーケティング研究会(NDMA)及び情報経営イノベーション専門職大学の客員教授も務める。
郡司昇
店舗のICT活用研究所 代表
小売DX合同会社 代表社員
ゴウリカマーケティング 顧問
1999年に株式会社ランドを設立し、代表取締役社長としてドラッグストアを経営。2007年に株式会社セイジョーに入社し、調剤事業部課長として従事。ココカラファインの事業管理室課長に転籍し、店舗運営マニュアルの作成を含むグループ業務の効率化、異業種アライアンス、基幹・情報システムのリプレース、物流、販社統合など、すべてのプロジェクトに携わる。 2013年には株式会社ココカラファインOECを設立し、代表取締役社長に就任。2016年からは株式会社ココカラファインの統合マーケティング部長も兼任し、グループ統合マーケティング戦略を立案し実現する。現在は、全体最適やDXに関する悩みを抱える企業のお手伝いをし、その先にある顧客体験の向上を目指す。また、小売業におけるICTの活用や、IT企業が持つ技術の小売業への活用にも取り組む。
一般社団法人日本オムニチャネル協会
https://omniassociation.com/