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VRを使ってアスリートのストレスを数値化、選手の管理やゾーン状態到達をサポート

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ニューラルポートは2022年12月23日、VRを使ったストレスチェックシステム「ZEN EYE PRO」のβ版を発表しました。アスリート向けに提供します。VR空間上に表示する画像群を眺めるだけでストレスの度合いを可視化します。

 「ZEN EYE PRO」は、ストレスの度合いを数値化、定量化するVRアプリケーション。精神科医による診断だけでは難しかったストレスの状態をAI分析を活用することで定量化します。  利用者はVR用のゴーグルを装着し、VR空間上の画像を約3分間眺め続けます。こうして収集した視線データをAIが分析。ストレスやメンタルヘルスの状態を正確に把握できるようにします。  なお、VR用デバイスには、視線計測が可能なPico Technology JapanのVR HMD「PICO Neo3 Pro Eye」を使用します。
図1:VRデバイス「PICO Neo3 Pro Eye...

図1:VRデバイス「PICO Neo3 Pro Eye」装着イメージ

 さらに収集した視線データをもとに、メンタルトレーニングもサポートします。アスリートのパフォーマンスを最大化し、アスリートが短時間で「ゾーン状態」に達することができるよう支援します。  「ZEN EYE PRO」を活用することで、アスリートのメンタルヘルス対策を見込めるほか、チームスポーツでは各選手のデータを管理、活用することで業務の効率化やマネジメントにも活かせます。  なお、国立精神・神経医療研究センターが日本ラグビーフットボール選手会の選手251人に実施したアンケート(2019年12月~2020年1月)によると、2.4人に1人の割合で何らかのメンタルヘルス不調を経験しているといいます。こうした背景から同社では、「ZEN EYE PRO」をアスリート向けに提供します。  同社は今後、2023年2月に「視線計測技術を用いたストレススコアリング手法の開発」を目的とした実証実験を大手製薬会社と共同で実施します。視線計測によるストレススコアリング精度の検証に加え、目の疲れとストレスの相関も検証します。
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