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ウイングアーク1st、収集しきれない各種データを集約・可視化する支援サービス

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ウイングアーク1stは2021年10月11日、データ分析基盤サービス「Dataring(データリング)」を発表しました。全社横断でデータプレパレーションを統合したデータ分析基盤の構築を支援します。

 「Dataring」は、Excelを始めとする業務システムでは集約しきれないデータを収集し、変換・加工により、ダッシュボードやグラフなどで用途に合わせて閲覧でき、データの可視化までを提供するサービス。経営から現場まで全社横断でデータを集約・蓄積するデータパイプラインを構築し、データ分析前に必要とされるデータ収集と整備にかかるコストや工数、期間の削減を図れるようにします。  「Dataring」は次の3つで構成し、同社は別々に提供します。
1. Dataringプレパレーション
 従来の業務システムでは取得が難しいとされる、鮮度が高く粒度の細かい中間データを、業務オペレーションを変えることなくダイレクトに収集できるフレームワークを提供します。 2. Dataringデータベース
 Dataringプレパレーションで収集した多種多様な業務データを分析に適した形で蓄積するデータベースです。今後、MLOps機能を活かし、Dataring内に蓄積するデータに対し、機械学習による予測や自動分類の実現を進める予定です。 3.Dataringビジュアライゼーション
 Dataringデータベースで蓄積したデータを可視化・分析・共有するBIツールです。業務に応じたテンプレートも備えます。
図1:「Dataring」の3つの構成要素の利用イメージ

図1:「Dataring」の3つの構成要素の利用イメージ

 同社は今回、「Dataring」のほかにデータ分析を推進する「データプレパレーションサービス」も発表しました。データに関する業務課題の整理、加工・変換などのデータ管理や運用のルール化、データパイプラインの構築から分析・可視化までを支援するサービスも合わせて提供します。  今後は業種に特化したデータ活用サービスを提供していく考えです。同社の運送会社向けクラウドサービス「IKZO」や、製造業向け在庫適正化ソリューションなどへ「Dataring」技術の適用を進めます。

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