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YKK APがメインフレームをマイグレーション、複雑化の解消と膨らみ続ける運用コスト削減図る

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YKK APは、レガシーマイグレーションサービス「Micro Focus Enterprise Server」を活用し、基幹システムの稼働環境をメインフレームからオープン環境に移行しました。移行を支援したキヤノンITソリューションズが2023年10月12日、発表しました。

YKK APは住宅用の窓やドア、カーテンウォールなどの建築用工業製品を取り扱うメーカー。経営課題としてDX推進の必要性を認識するものの、足元を見ると基幹システムが推進を阻害する足かせとなっていました。

同社の販売管理システムは、1990年に稼働を開始。稼働環境にIBM z/OSを搭載するメインフレームを採用します。長年利用し続ける中で改修を繰り返した結果、複雑化とブラックボックス化が進行。維持・運用するための負荷とコストが年々増す状況に陥っていました。

そこで同社は、システムのオープン化を決断。オープン環境へのマイグレーションを実施することで、維持・運用コストの低減を見込みます。さらにコスト削減で捻出した資金を利用し、今後は業務プロセス改善を含む本格的な基幹システムの刷新も視野に入れます。

こうした一連の取り組みを実現するため、同社はマイグレーションを支援するツールの導入を検討。その結果、キヤノンITソリューションズのマイグレーションサービス「Micro Focus Enterprise Server」を採用しました。

主に次の2点を理由に「Micro Focus Enterprise Server」を採用しました。

マイグレーションにおける豊富な実績
マイグレーションの実績、体制、コスト面で優位性がある。アプリケーション実行基盤「Micro Focus Enterprise Server」の実績が豊富で、今後の製品強化のロードマップが明確である。

ノウハウを駆使したマイグレーションの実現
変換ツールの精度が高いことに加え、長年の経験で蓄積したノウハウを駆使して工数を極力減らすことができる。スムーズなマイグレーションを実現することでコスト削減を見込める。

図1:「Micro Focus Enterprise Server」を使ったマ
イグレーション移行イメージ(出典:キヤノンITソリューションズ)

キヤノンITソリューションズは30年以上にわたってマイグレーションを提供してきた実績をもとに、YKK APのパーパス実現を支援していく考えです。YKK APが目指す姿の把握から具体的な施策の策定まで、ともに歩み、ともに課題解決に取り組む方針です。

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キヤノンITソリューションズ株式会社
プレスリリース



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