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クーラー内蔵のゴルフカート、5度の冷風でラウンドを快適に

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関東化成工業は2023年8月8日、ゴルフ場の専用カート「ソレイユ」を発表しました。クーラーを内蔵し、搭乗者に5度の冷風を吹き付けることができます。真夏でもゴルフを快適に楽しみたいといった利用者に最適です。

「ソレイユ」はゴルフ場での利用を想定した専用カート。最大の特徴は冷風を吹き付けるクーラーを内蔵する点です。室外機を屋根上部に設備し、5℃という冷風をカート内に吹き付けることができます。灼熱の真夏でも快適なラウンドができ、熱中症対策にもなります。一般的なカートの中には送風機能を備えるものがあるものの、ソレイユのように冷たい風を吹き付けることはできないといいます。

図1:天井部分に6カ所の吹き出し口を備える(出典:関東化成工業)

最新の畜電池技術を使うことでクーラーの稼働を可能にします。ソレイユは特殊開発したリン酸鉄バッテリーを搭載。フルパワーで10時間連続の使用が可能です。

図2:長時間にわたって強力な電力を送電し続ける最新の蓄電池技術を採用(出典:関東化成工業)

ゴルフ場は真夏、割安プランを導入するケースが珍しくありません。しかし「ソレイユ」を導入することで、“クーラーカートプラン”などを打ち出すことが可能となります。特別料金を設定するなど、顧客単価の引き上げも見込めます。同社ではソレイユが、ゴルフ場経営の閑散期となる真夏シーズンに来場客を減らさないツールになると想定します。

図3:プロゴルファーの横田真一さんや元AKBの山内鈴蘭さんがアンバサダーに就任。ソレイユの販促を支援する(出典:関東化成工業)

導入コストは1台あたり約100万円です。なお同社によると、試験導入したゴルフ場が実際に運用実績をみながら導入に踏み切る例が多いといいます。

ソレイユは今後、断熱性を上げ冷房効果を実感できるよう、サイドに仕切りを設置。秋冬の寒さ対策としてシートヒーターを設備する予定です。真冬も「ぽかぽかゴルフ」というテーマで、ゴルファーの快適性を追求します。さらにUSBケーブルモジュラーを4カ所以上設置。スマートフォンの充電はもとより、冷温庫(冷たい飲み物と暖かい飲み物の温度維持)など、さまざまな電気機器を接続できるようにします。

同社は2023年に100台の出荷を見込みます。2年目以降は1000台以上の出荷を目標に掲げます。

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関東化成工業株式会社

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