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うなぎの蒲焼が宇宙食に初採用! 開発したのは長野県の老舗うなぎ店

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観光荘は2023年9月5日、宇宙食用に開発したうなぎの蒲焼が国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の 宇宙日本食認証を取得したと発表しました。8月26日にSpaceX Crew-7として国際宇宙ステーション(ISS)へ旅立った古川聡宇宙飛行士の長期滞在ミッションで使われる予定です。うなぎを使った宇宙食は日本初とのことです。

観光荘は、創業69年の老舗うなぎ料理店を運営する長野の企業。同社は2019年から「UNA Galaxy Project」というプロジェクトを立ち上げ、うなぎの宇宙食の開発に乗り出しました。その結果、2023年6月にはJAXAの宇宙日本食認証を取得。8月に打ち上げが行われた古川宇宙飛行士のISS長期滞在ミッションで、宇宙日本食「スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)」がISSに搭載されることになりました。

「スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)」は、宇宙空間でも宇宙飛行士においしいうなぎを食べてもらいたいという思いで開発した、日本初のうなぎ蒲焼の宇宙日本食。原料には、愛知県豊橋市の養鰻事業者である夏目商店と観光荘が共同開発した国産うなぎブランド「シルクうなぎ」を使用します。蒸さずに香ばしく焼き上げ、甘めのタレで仕上げているのが特徴です。なお、小豆島の宝食品に宇宙食として長期保存可能なレトルト加工を委託。宇宙空間でも食べやすいように、袋を開けてそのまま食べられる仕様になっています。

図1:袋を開けてすぐに食べられる「スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)」(出典:観光荘)

観光荘は、「スペースうなぎ(うなぎ蒲焼)」の宇宙到達を記念し、「UNA Galaxy キャンペーン」を実施します。キャンペーン期間中の2023年11月30日までに同社のECサイトで、同社のブランドうなぎ「シルクうなぎ」と「UNA Galaxy グッズ」をセットにした特別商品を販売します。

UNA Galaxy キャンペーン特設サイト
https://kankohso.co.jp/space-unagi/

さらに同社は今後、「スペースうなぎ」の一般販売を予定します。2023年冬頃を目処に同社のECサイトで販売を開始します。

現在、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の日本人宇宙飛行士の古川聡氏が、宇宙でうなぎ蒲焼を食べる光景が見られるかも。古川氏が何を食べているのか注目です。

関連リンク
有限会社観光荘
JAXA宇宙日本食サイト
JAXA古川宇宙飛行士ISS長期滞在ミッション特設サイト

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