バニッシュ・スタンダードは2023年4月21日、エンジニアの開発作業を効率化する援ツール「GitHub Copilot」を導入したことを発表しました。全エンジニアを対象に導入します。エンジニアが学べる環境を用意し、開発者の体験(Developer Experience)向上を図ります。
「Github Copilot」は、開発者向けのAIアシスタントツール。GitHubとOpenAIが共同で開発しています。「Github Copilot」では、入力内容から予測してコードの生成や推奨を提案することが可能です。これにより開発者は、よりスピーディ、かつ高度な開発できるようになります。
同社のエンジニア部門はこれまで、バーチャルオフィスやアジャイルコーチングなどを導入。同社は開発者体験(Developer Experience)向上のための施策を推進してきました。今回の「GitHub Copilot」導入もその一環です。業務効率化をはじめ、急速に進むAI技術を自ら体感して業務に活用できるようにすることで、開発者体験の向上を図ります。加えて現在では、新人教育にも活用しています。
同社はエンジニアの開発環境をよりよくすることで、店舗スタッフをDX化する「STAFF START」、「LINE STAFF START」のさらなる進化へと繋げていく考えです。
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ソースコード – DXマガジン
ソースコードとは、コンピュータが処理する命令をプログラミング言語で記述したテキストファイルを指します。ソースやコード、ソースプログラムと呼ぶこともあります。 ソースコードを記述するプログラミング言語にはC言語、Python、PHP、Javaなど、さまざまな種類があります。これら言語で記述したテキストファイルをコンピュータが読み込むことで、記述内容に沿ったプログラムが実行されます。なお、コンピュータがテキストファイルを読み込めないプログラミング言語もあります。その場合、「コンパイラ」と呼ぶツールを使い、コンピュータが読める内容に変換します。 アプリケーションは膨大なソースコードで記述されており、プログラムの改修や保守ではソースコードを確認します。そのため、アプリケーションのソースコードは開発者・開発企業の資産であり、原則として非公開です。ただし、ソースコードを一般公開する「オープンソース」と呼ぶものもあります。