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酒造メーカーがSansan導入、1億円規模の新規販路を開拓

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酒造メーカーの梅乃宿酒造は、名刺管理サービス「Sansan」を導入しました。各社員の人脈を組織として管理し、新規商談を創出する体制づくりを進めるのが狙いです。サービスの導入を支援したSansanが2023年10月26日、発表しました。

梅乃宿酒造は、明治26年に創業した奈良県の老舗酒造メーカー。同社はこれまで、日本酒仕込みの梅酒やフルーツリキュールを販売したり、海外輸出を展開したりするなどして売上を順調に伸長させてきました。

しかし、コロナ禍の打撃を受け、2019年度後半から売上が減少します。そこで同社は、販路や販売方法の見直しに着手。とりわけ属人的に管理していた名刺情報をデジタル化し、組織的な人脈管理に乗り出します。その実現手段として同社は2022年、名刺管理サービス「Sansan」を導入しました。

全国規模の大手量販店に販路を広げるための手段としてSansanを利用します。同社では退職した社員が残した名刺を含め、社内にあるすべての名刺をSansanに登録し、名刺情報を共有できるようにしました。さらに、その名刺情報をもとにアポイントを取って交渉を実施。その結果、1億円規模の新規商談を成約しました。具体的には、29都道府県で351店舗を展開する大手量販店チェーンで同社のフルーツリキュールが販売されるに至ったといいます。2022年の売上はコロナ禍が始まった2019年を上回る実績になりました。

さらに同社は、Sansanに蓄積した顧客情報をSalesforceと連携。データの精度を向上させ、取引先へのメールやFAXの案内が不着なく届くようにしました。メールの開封率は約20%と高い数値となり、Sansanの導入は、営業における生産性向上にも寄与しています。

関連リンク
梅乃宿酒造株式会社
Sansan株式会社
プレスリリース


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