マイボイスコムは2023年4月19日、スマートフォンのコンテンツ・アプリに関する調査結果を発表しました。9763人を対象に、ジャンル別のアプリ利用状況や有料アプリの月あたりの利用料、課金状況などを聞いています。
スマートフォンでどんなジャンルのアプリを利用しているかを聞いた結果が図1です。
図1：直近1年間に、スマートフォンでどのようなジャンルのアプリを利用しましたか？
結果は「天気」が1位で60.8％でした。2位は「ニュース」（59.0％）、3位は「ポイント、クーポン」（56.1％）でした。なお、年代別で見たところ、「SNS、チャット、コミュニケーション」は男性の10、20代や女性の10～40代で1位となっています。
この1年間、アプリで購入したり有料で利用したりしたものがあるかを聞いた結果が図2です。
図2：スマートフォンのアプリで、直近1年間に購入したり、有料で利用したりしたものはありますか？
「直近1年間では有料で購入・利用していない」が81.7％を占めています。「月額・年間課金など、利用時は継続して定額利用料を支払う」は8.8％にとどまります。「アプリ内課金・利用時に追加で支払う」も6.6％にとどまります。
この1年間、有料アプリに月額どのくらいの費用をかけたのかを聞いた結果が図3です。
図3：直近1年間に、スマートフォンの有料アプリに月額どのくらい費用をかけましたか？
もっとも多いのは「501円～1000円」で20.6％でした。2位は「1001円～2000円」で15.0％、3位は「3001円以上」で13.0％でした。「100円以下」「101円～200円」「201円～300円」「301円～400円」「401円～500円」を合わせた割合は約45％で、半数近くの人が有料アプリでも月額500円以下しかかけないことが分かりました。
なお、グラフはないものの、スマホ利用者が自分でダウンロードしたアプリの数は、「6～10個」「11～20個」がボリュームゾーンです。11個以上と答えた割合は5割弱で、2017年以降増加傾向です。
スマホ利用者が自分でダウンロードしたアプリは、「ポイント、クーポン」が40.7％、「スマホ決済、電子マネーなど」「SNS、チャット、コミュニケーション」「天気」「ニュース」がそれぞれ30％台でした。「ニュース」は男性、「料理、レシピ」「店舗や企業の公式アプリ」は女性で比率が高くなっています。
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